BOOKSTAND

字は体を表わす。みんな違って、みんな美しい「くせ字」の魅力
字は体を表わす。みんな違って、みんな美しい「くせ字」の魅力
「日本の為に祈りを。」と自ら日本語で書いたティーカップを掲げるレディー・ガガ。東日本大震災の後、世界中で放射能汚染を恐れる声が上がる中、いち早く来日して、復興支援を呼び掛ける世界的歌姫の姿に、胸を熱くした日本人は多かったのではないでしょうか。拙いけれど、丁寧に書かれた8文字には、レディー・ガガの気持ちが表れていて、手書き文字の持つ力を教えてくれた出来事でした。
BOOKSTAND 6/19
料理嫌いな人が料理を好きになるためのヒントがつまったノンフィクション
料理嫌いな人が料理を好きになるためのヒントがつまったノンフィクション
米国ASJA(American Society of Journalists and Authors)のベスト・ノンフィクション賞を受賞した本書『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』は、フードライターで、料理研究家の米国人キャスリーン・フリン氏が、自ら主催した料理教室での出来事を描いた作品です。
BOOKSTAND 6/16
未だ結論の出ない「豊洲市場移転問題」 現職都議が語る混乱の真相とは?
未だ結論の出ない「豊洲市場移転問題」 現職都議が語る混乱の真相とは?
豊洲新市場に対して多くの都民、国民が不安に感じているのが、土壌に含有している有害物質(ベンゼン、シアン化合物など)の存在です。もともとこの場所に東京ガスの都市ガス製造工場があった頃の副産物ですが、現職都議である柳ヶ瀬裕文氏の著書『東京都庁の深層』によると、豊洲移転の議論の中で「『安全基準』を上回る『安心基準』が設けられてしまった」ことが、そもそもの混乱の原因だといいます。
BOOKSTAND 6/14
ジメジメ梅雨どきの「黒南風(くろはえ)」「五月闇(さつきやみ)」って?
ジメジメ梅雨どきの「黒南風(くろはえ)」「五月闇(さつきやみ)」って?
気象庁が6月7日、四国、中国地方、近畿、東海、そして関東甲信が梅雨入りしたと発表しました。梅雨といえば、ジメジメとした季節から嫌われがちな時期ですが、心地よい初夏の陽気から、本格的な夏の橋渡しとなる季節の移ろいを感じるときでもあります。
BOOKSTAND 6/12
首都圏鉄道路線の「駅トイレ」、最も利便性がいいのは何駅?
首都圏鉄道路線の「駅トイレ」、最も利便性がいいのは何駅?
"どちらにお住まいですか?"と尋ねられたとき、首都圏に住んでいる人は多くの場合、自分の"最寄り駅"を答えてはいないでしょうか。そしてその際、首都圏鉄道路線研究会による本書『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』に記される、次のようなエピソードに心当たりのある方も多いはず。
BOOKSTAND 6/9
ロリコン大国ニッポン 「アメリカだったら児童ポルノ扱い」
ロリコン大国ニッポン 「アメリカだったら児童ポルノ扱い」
本書『性と国家』では、佐藤優氏と北原みのり氏が対談形式で、日本の「性」にまつわる問題を多角的に語っており、児童ポルノやロリコン・コンテンツにも触れています。
BOOKSTAND 6/7
うつは心のガン? 総勢17人の"うつヌケ"体験談
うつは心のガン? 総勢17人の"うつヌケ"体験談
生涯で13人に1人の日本人が患うとされるうつ病。厚生労働省が発表している患者調査では、精神疾患による医療機関の受診者数は大幅な増加傾向にあり、統計に現れない人がいることも考えると、「自分はうつ病と全く無縁」と言い切れる人は非常に少ないのが現状ではないだろうか?
BOOKSTAND 6/5
SM、緊縛、両性具有... 一見エロい植物に学ぶ「官能」の深淵
SM、緊縛、両性具有... 一見エロい植物に学ぶ「官能」の深淵
新緑が鮮やかになってくる立夏も過ぎ、梅雨の本格的な訪れを予感させるこの時期。雨降り日は好まなくとも、その雫にしっとり濡れた植物の姿に何かエロティックなものを感じる人もいるかもしれません。
BOOKSTAND 6/1
契約書にサインしたら抜け出せない... AV出演を強要された女性たちの声なき声
契約書にサインしたら抜け出せない... AV出演を強要された女性たちの声なき声
宮本節子さんによる本書『AV出演を強要された彼女たち』によれば、出演強要被害に遭ったのは、ごく普通の女性たち。本書では彼女たちが、AV業界から抜け出せなくなってしまった経緯を丹念に聞き取っていきます。たとえば女子大生Aさんの場合。
BOOKSTAND 5/31
「完全に恋してます」前野健太さんがベタ惚れの詩人とは?------アノヒトの読書遍歴:前野健太さん(後編)
「完全に恋してます」前野健太さんがベタ惚れの詩人とは?------アノヒトの読書遍歴:前野健太さん(後編)
2007年にシンガーソングライターとしてデビューした前野健太さん。高校生のときに兄の言葉をきっかけに本を読み始めると、現代詩の虜となり、現在の作詞活動にも影響を与え続けているといいます。そんな前野健太さんに、前回に引き続いて本に関するお話を伺いました。そのなかでも今回は、特に衝撃を受けた作品についてお聞きしました。
BOOKSTAND 5/29
「100年ライフ」が当たり前? 長寿化時代を生きぬくための教科書
「100年ライフ」が当たり前? 長寿化時代を生きぬくための教科書
産業革命、大量生産方式の発達、インターネットの出現など、私たちは技術の発展によってこれまで幾度となく生活を激変させてきた。昨今では、AI(人工知能)にまつわる議論も活発に行われるなど、人々の暮らしに対する関心は急速に高まっている。今回ご紹介する、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットによる『LIFE SHIFT』は、長寿化という視点から、人々の今後の生活がいかに変化し、それに対して私たちはどのように対処していけば良いかを探っていく。
BOOKSTAND 5/26
本嫌いを変えたのは、兄からの一言だった!?------アノヒトの読書遍歴:前野健太さん(前篇)
本嫌いを変えたのは、兄からの一言だった!?------アノヒトの読書遍歴:前野健太さん(前篇)
シンガーソングライターの前野健太さん。自ら立ち上げたレーベル「romance records」からアルバム『ロマンスカー』をリリースし、2007年にデビュー。ライブを開催するなど精力的に音楽活動を続けるほか、現在はCMや舞台出演、映画の主演を果たすなどして活躍の幅を広げています。文芸誌ではエッセイを連載しており、今年3月には初のエッセイ集となる『百年後』を出版。文章の書き手としても期待されています。そんな前野さん、実は昔は本が嫌いだったとか。ではどのように本と出会い、虜になったのか。そして前野さんが紡ぎ出す、詩のような文章のルーツが一体どこからきているのか、お話を伺いました。
BOOKSTAND 5/25
この話題を考える
学校現場の大問題

学校現場の大問題

クレーム対応や夜間見回りなど、雑務で疲弊する先生たち。休職や早期退職も増え、現場は常に綱渡り状態です。一方、PTAは過渡期にあり、従来型の活動を行う”保守派”と改革を推進する”改革派”がぶつかることもあるようです。現場での新たな取り組みを取材しました。AERAとAERA dot.の合同企画。AERAでは9月24日発売号(9月30日号)で特集します。

学校の大問題
働く価値観格差

働く価値観格差

職場にはびこる世代間ギャップ。上司世代からすると、なんでもハラスメントになる時代、若手は職場の飲み会なんていやだろうし……と、若者と距離を取りがちですが、実は若手たちは「もっと上司や先輩とコミュニケーションを取りたい」と思っている(!) AERA9月23日号では、コミュニケーション不足が招く誤解の実態と、世代間ギャップを解消するための職場の工夫を取材。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に対する世代間の感じ方の違いも取り上げています。

職場の価値観格差
ロシアから見える世界

ロシアから見える世界

プーチン大統領の出現は世界の様相を一変させた。 ウクライナ侵攻、子どもの拉致と洗脳、核攻撃による脅し…世界の常識を覆し、蛮行を働くロシアの背景には何があるのか。 ロシア国民、ロシア社会はなぜそれを許しているのか。その驚きの内情を解き明かす。

ロシアから見える世界
食べずにはいられない!? 世界の「へんな肉」が大集合
食べずにはいられない!? 世界の「へんな肉」が大集合
世界の100以上の国や地域を旅して、あちこちで珍しい動物の肉を食べたという著者の白石あづささんは、本書『世界のへんな肉』の中で、そのきっかけを次のように述べています。
BOOKSTAND 5/24
「我こそはブス」という説明が必要? 厳しすぎる「ブスハラ」の実情
「我こそはブス」という説明が必要? 厳しすぎる「ブスハラ」の実情
「セクハラ」に「パワハラ」「マタハラ」というよく聞くものから、最近では日本人が麺をすする音を外国人が嫌悪する「ヌーハラ」なる言葉まで登場するなど、話題を集める多種多様な"ハラスメント"。実は「ブスハラ」も存在するというのです。
BOOKSTAND 5/23
「あたりまえポエム」が本に! プランナーでもある作者がTwitterにネタを投稿し続けるワケ
「あたりまえポエム」が本に! プランナーでもある作者がTwitterにネタを投稿し続けるワケ
決して明るい話題ばかりではない昨今、SNSを眺めていれば悲しい事件や憤りを覚えるようなニュースがタイムラインに流れてくることは少なくありません。しかしそんな殺伐としたタイムラインの中に、時にクスリと笑ってしまうような投稿を見かけることがあります。
BOOKSTAND 5/22
死んだら近所の島に行く? 古今東西、死のとらえ方が興味深い
死んだら近所の島に行く? 古今東西、死のとらえ方が興味深い
人間は死んだらどうなるのか。そんな素朴でありながら、永遠に答えの出ない究極の問い。ふと脳裏を去来する瞬間は誰しもあるのではないでしょうか。
BOOKSTAND 5/18
衝撃の実況レポート! トランプ当選前後の"生きたアメリカ"の姿
衝撃の実況レポート! トランプ当選前後の"生きたアメリカ"の姿
昨年、大方の予想を覆した米大統領選のトランプ当選は、アメリカのみならず全世界に衝撃を与えた。日本でも連日トランプに関する報道が続き、今後世界がどのような方向に向かっていくのか、戦々恐々としている人も少なくないのではないだろうか。映画評論家・町山智浩氏による『週刊文春』の連載をまとめた本書『実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017』は、現地からトランプ当選前後のアメリカの様子を生々しく伝えてくれる1冊だ。
BOOKSTAND 5/17
ザリガニ50匹に牡蠣1リットル... あの歴史的著述家の豪快レシピとは?
ザリガニ50匹に牡蠣1リットル... あの歴史的著述家の豪快レシピとは?
"耳なし芳一"や"雪女"など、日本各地に伝わる民話を英語にてまとめ、欧米読者に紹介、晩年には日本に帰化し"小泉八雲"と名乗った著述家・ラフカディオ・ハーン。世界各地を渡り歩いたハーンは、その生涯のなかでニューオリンズに身を置く時代もありました。本書『復刻版 ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』は、ハーンがニューオリンズで暮らすなかで会得した、クレオール料理の数々がレシピと共に紹介されていきます。
BOOKSTAND 5/15
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