福岡伸一が振り返るノーベル物理学賞「ブラックホールの存在証明となった経緯」
過日、今年のノーベル賞が発表された。ご存知のとおり、科学3賞は、医学生理学賞が、C型肝炎ウイルスの発見、物理学賞が、ブラックホールの発見、化学賞が、ゲノム編集技術、とそれぞれ前評判が高かった研究が受賞した。選考委員会が、今年勃興したウイルス問題をことさら意識したわけではないだろうが、ミクロ、マクロ、テクノロジー、とバランスもよかった。医学生理学賞(10月6日配信)とゲノム編集(10月8日配信)については、それぞれ朝日新聞紙上また朝日新聞デジタルで論評したので、興味がある方は参照していただきたい。
AERA
11/19