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國府田英之

國府田英之

プロフィール

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

國府田英之の記事一覧

「松井5敬遠」の明徳出身・河野和洋氏 帝京平成大監督としてあえて選択した“いばらの道”
「松井5敬遠」の明徳出身・河野和洋氏 帝京平成大監督としてあえて選択した“いばらの道” 大学球界で屈指のレベルを誇る「東都大学野球連盟」に今春、63年ぶりとなる新チームが参戦する。野球では無名に近いチームを率いるのは、甲子園の「松井秀喜への5敬遠」でマウンドに立っていた河野和洋氏(47)だ。「戦国東都」とも評されるほどの厳しい戦いが待つリーグに、なぜ挑む決断をしたのか。河野氏に思いを聞いた。
「公立中の隣に私立中」で親の経済格差が浮き彫り? 議論を呼んだ“騒動”の結末は
「公立中の隣に私立中」で親の経済格差が浮き彫り? 議論を呼んだ“騒動”の結末は 人口急増を続ける千葉県流山市で、ある公立中学の移転先に私立中学が隣接して新設される可能性が浮上。これに対し「親の経済格差・教育格差が浮き彫りになる」などとして一部市民が見直しを求める署名活動を始めたと報じられたが、すでに私立の学園側から市に中学新設を白紙撤回とする連絡が来ていたことが分かった。公立中と私立中の隣接に「格差」がかかわってくるのかどうか。地元やネット上で様々な意見が飛び交っていた。
「ホテルで望まない行為」マッチングアプリ交際で性的被害が続出 警察扱わず、泣き寝入りも
「ホテルで望まない行為」マッチングアプリ交際で性的被害が続出 警察扱わず、泣き寝入りも 婚活でマッチングアプリを利用し、出会いを求める人が多い世の中。だが、まじめな交際をしていると信じたり、交際への発展を期待したものの、実は肉体関係だけが目的だったことを知り深く傷ついてしまう事例が後を絶たない。性被害の相談を受けるNPOを運営する弁護士によると、出会った当日にホテルに連れ込まれ、その後は音信不通といったケースが少なくないという。 
今も続く万引犯の「顔写真公開」 当然の自衛かやり過ぎか…弁護士の見解は?  
今も続く万引犯の「顔写真公開」 当然の自衛かやり過ぎか…弁護士の見解は?   2014年、万引被害にあった店側が犯人とされる人物の写真をインターネット上で公開し、議論を呼んだことがあった。店側を擁護する世論もあれば、専門家からは名誉毀損(きそん)などの法的問題を指摘する声も上がった。だが、今も全国各地で店側は万引被害に悩まされており、犯人とされる写真を掲載する事例は続いている。被害が深刻化する中での正当な自衛策か、はたまた度が過ぎた違法行為なのか――改めて、弁護士に見解を聞いた。
相次ぐ「コース外滑走」「バックカントリー」遭難 捜索費用70万円を請求されたケースも
相次ぐ「コース外滑走」「バックカントリー」遭難 捜索費用70万円を請求されたケースも  スキー場の管理区域内で滑走禁止エリアに侵入したり、管理区域外の「バックカントリー」に出て遭難する事例が相次いでいる。捜索にかかった費用の請求を定めた業界団体では、一人に対し約70万円を請求したケースもあるという。だが禁止区域に入る「ルール違反」や、能力を過信して不十分な装備でバックカントリーに向かってしまう「無謀なチャレンジ」を試みる者は減らず、スキー場では悩みの種になっている。
「ストリートビュー」悪用し1億円空き巣 規制やぼかしが根本的な犯罪抑止にならない理由
「ストリートビュー」悪用し1億円空き巣 規制やぼかしが根本的な犯罪抑止にならない理由 グーグルマップの「ストリートビュー」を使い空き家を探して侵入し、1億円近い金品を盗んでいた男に有罪判決が下された。ストリートビューが悪用される懸念は以前から指摘されており、規制を求める声も出ている。ただ、犯罪に詳しい専門家によると、規制が犯罪抑止につながると簡単には言い切れないようだ。
たとえ離婚した相手でも…“死別”のつらさは想像以上に 「遺族外来」の医師が語る壮絶な精神状態
たとえ離婚した相手でも…“死別”のつらさは想像以上に 「遺族外来」の医師が語る壮絶な精神状態 死別は人生最大のストレスと言われる。特に配偶者やパートナーとの死別は重く、心身に大きな影響が出てしまう遺族は多い。生前に仲むつまじいほど悲しみは深くなる、と思う人がいるかもしれないが、「遺族外来」の専門医らによると会話のなかった夫婦や離婚した元夫婦でさえ、残された側がそうした状態に陥る例がある。「自分は大丈夫だろう、と思う方がいるとしたら、それは大いなる勘違いです」。専門医らが知ってほしいと願う死別の現実と、遺族外来の意義とは。
人前で体が動かなくなる「場面緘黙」という病 14歳の娘と母が探る「障害と共に生きる」道
人前で体が動かなくなる「場面緘黙」という病 14歳の娘と母が探る「障害と共に生きる」道 大雪に見舞われた年の瀬の滋賀県。JRの近江八幡駅から歩いて10分ほどの住宅街に入ると、「みいちゃんのお菓子工房」と掲げられたかわいらしい建物があった。他人の前では動くこともしゃべることもできなくなってしまう少女が、この店でパティシエとしてケーキやお菓子を作り、母が販売している。「何もできひん子」。過去にそう言われたこともある少女の母が模索するのは、娘が障害を克服するのではなく、「障害と共存していく」道だ。

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