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今西憲之

今西憲之

ジャーナリスト

プロフィール

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧

”獄中ノート”で再審無罪に 布川事件・桜井昌司さん死去「法治国家日本を蘇らせる闘い」
”獄中ノート”で再審無罪に 布川事件・桜井昌司さん死去「法治国家日本を蘇らせる闘い」 茨城県利根町布川で1967年に男性が殺害された「布川事件」で、杉山卓司さん(故人)とともに強盗殺人罪に問われ、無期懲役確定後に2011年に再審無罪を勝ち取った桜井昌司さんが、8月23日、76歳で亡くなった。筆者は週刊朝日の記者時代から、何度も桜井さんに話を聞いてきただけに、思い出はつきない。
松川るい氏の“エッフェル炎上” 女性局長辞任でも鎮火せず “飛び火先”も対応に苦慮
松川るい氏の“エッフェル炎上” 女性局長辞任でも鎮火せず “飛び火先”も対応に苦慮 自民党女性局のエッフェル塔写真の大炎上で、女性局長だった松川るい参院議員が辞表を出した。党本部はこれで幕引きというシナリオを描いていたようだが、SNS上ではいまだに炎上しており、さらには本人以外の関係各所にも“飛び火”しているようだ。
処理水放出に「国から見捨てられた」 原発から30キロの港で福島の漁師は力なくうなだれた 
処理水放出に「国から見捨てられた」 原発から30キロの港で福島の漁師は力なくうなだれた  8月24日午後、東京電力は、福島第一原発敷地内のタンクに貯蔵してきた「処理水」の海洋放出を開始した。筆者は2011年の原発事故直後から現地に入り、第一原発の敷地内外で取材を重ねてきた。そのなかで、何人もの漁師や、水産関連に携わる人たちにも話を聞いてきた。処理水の放出は、ようやく復活してきた福島の漁業にとっては、足かせにもなりかねない。漁師の声を聞いた。
木原誠二官房副長官が“文春砲”でやつれ顔も訪米前には笑顔のわけ 注目の内閣改造は
木原誠二官房副長官が“文春砲”でやつれ顔も訪米前には笑顔のわけ 注目の内閣改造は お盆も過ぎ、永田町の興味は9月の内閣改造と自民党役員人事だ。注目は「影の首相」とも呼ばれる岸田文雄首相の右腕、木原誠二官房副長官の処遇だろう。何事もなければ入閣が濃厚だったが、週刊文春のスクープ記事で一気に状況が変わってしまった。8月17日、木原氏が岸田首相の訪米に同行すると、様々な臆測を呼んだ。
河村たかし名古屋市長は怒りあらわ「刑事告発します」 ビッグモーターの芝生引きはがし
河村たかし名古屋市長は怒りあらわ「刑事告発します」 ビッグモーターの芝生引きはがし 一連の問題で経営刷新した中古車販売大手ビッグモーター。8月19日には和泉伸二社長が社員に向け、「誇りを持って仕事に取り組んでほしい」とビデオメッセージを送るなどしているが、街路樹が枯れていたり、芝生がはがされたり、多くの店舗で様々な問題が表に出てきている。
全国知事会は総務省の「シナリオ通り」に 霞が関に地方職員呼びつけ小池百合子知事対策
全国知事会は総務省の「シナリオ通り」に 霞が関に地方職員呼びつけ小池百合子知事対策 全国知事会の新会長に、宮城県の村井嘉浩知事が就くことが決まった。知事会といえば、地方自治についての政策はもちろん、国政にも大きな影響力を持つ団体だ。しかし、地方分権が叫ばれて久しい令和の時代に、総務省の思惑通りに動く“傀儡団体”と思われるような一面が、ある“内部文書”から見えてきた。
競馬に詳しすぎる贈収賄疑惑の秋本真利議員 調教師が「プロ並み」と驚いたその知識とは
競馬に詳しすぎる贈収賄疑惑の秋本真利議員 調教師が「プロ並み」と驚いたその知識とは 前外務政務官の秋本真利衆院議員(48)=比例南関東、当選4回=が「日本風力開発」(東京都千代田区)の塚脇正幸社長(64)から約3千万円を受け取ったとされる贈収賄疑惑。そのうち約1千万円については、秋本氏が塚脇社長に対し、「馬を買いたいから出してほしい」といった要求をしていたとみられている。秋本氏の“競馬好き”は有名で、その知識は調教師もうなるほどだったという。
札幌遺体切断事件の父「優しい先生」には別の顔? 過去にブログで「獣には獣として」
札幌遺体切断事件の父「優しい先生」には別の顔? 過去にブログで「獣には獣として」 札幌市のススキノのホテルで男性(62)の遺体が頭部を切断された状態で発見された事件で、北海道警は8月14日、札幌市厚別区の無職田村瑠奈容疑者(29)と、両親の修(59)、浩子(60)両容疑者=いずれも死体損壊容疑などで逮捕=を殺人の疑いで再逮捕した。これで親子3人全員が、殺人と遺体損壊などの容疑で逮捕となった。犯行の計画を考えたとみられている修容疑者は、医師としての評判は高かったようだが、ブログなどでは殺人を肯定するような文言をつづっており、“別の顔”も見えてきた。

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