AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL
松岡かすみ

松岡かすみ

フリーランス記者

プロフィール

松岡かすみ(まつおか・かすみ)
1986年、高知県生まれ。同志社大学文学部卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどの分野で活動。

松岡かすみの記事一覧

「夫の家の“嫁”にはなりたくない」夫婦別姓のために選んだ事実婚で思い知らされた偏見
「夫の家の“嫁”にはなりたくない」夫婦別姓のために選んだ事実婚で思い知らされた偏見 夫婦別姓が法律婚で認められないために、婚姻届けを出さない「事実婚」を選ぶ夫婦が一定数いる。実態は夫婦であることに変わりないが、日本では法律で認められていない結婚の形であることから、税制の優遇制度が適用にならないなどの問題がある。不安や迷いと葛藤しながら、それでも事実婚を選んだのはなぜなのか。事実婚をしてみて見えた世界について、当事者が語った。
妻の名字になって国を相手に裁判まで「今の制度は時代に即してない」サイボウズ創業者・青野氏
妻の名字になって国を相手に裁判まで「今の制度は時代に即してない」サイボウズ創業者・青野氏 「選択的夫婦別姓」と聞くと、途端に「ジェンダー問題か」「“意識高い系”の人の話でしょ」と興味を失う人は少なくない。だが当事者らは、必ずしもジェンダー意識が高いわけでもなく、名字に対して強い信念を持っていたわけでもない。むしろ名字に対して特に執着がなかったがために選んだ選択が、後に「まさかこんなことが起きるなんて」というような生活上の不便や苦労、偏見などに突き当たり、現行の「夫婦同姓」制度に強い問題意識が芽生えるケースも多い。名字を変えて苦労を重ねた経験から、原告として国を訴えるに至ったIT企業社長も、その一人で――。
95.3%の夫婦が「夫の名字」を選択する現代 夫に名字を変えさせてしまった妻が背負う葛藤
95.3%の夫婦が「夫の名字」を選択する現代 夫に名字を変えさせてしまった妻が背負う葛藤 結婚したら夫婦どちらかの姓を選ばないといけない、現在の「夫婦同姓」制度。夫婦同姓は、どちらかの名字を選び、どちらかを“捨てる”ことと同義だ。妻の名字に変える夫が「4.7%」(2020年)と極端に少ない現状もあり、夫が名字を変える選択をとった夫婦もいる。短期集中連載の第1回記事では夫が妻の名字に変えるまでの迷いと変えた後の周囲からの反応への戸惑いを取り上げたが、今回は「夫に名字を変えさせてしまった」という葛藤を背負う妻の姿――。
6 7 8 9 10

特集special feature

    この人と一緒に考える

    カテゴリから探す