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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

甲子園優勝校は全国から選手を“集めて”いるのか 「野球留学」の是非を考える
甲子園優勝校は全国から選手を“集めて”いるのか 「野球留学」の是非を考える 8月6日に開幕する全国高校野球選手権。3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭に注目が集まっているが、このようなチームが出てきた時に必ず言われるのが「全国から良い選手を集めているから勝てるのは当たり前」と言った批判だ。例えばプロに進んだ中田翔(巨人)は広島、根尾昂(中日)は岐阜から入学してきており、そういった選手が目立つからゆえの意見と言えるだろう。
オコエ、中村奨成らプロで苦しむケース多し 「甲子園の急浮上選手」をドラフト上位指名するリスク
オコエ、中村奨成らプロで苦しむケース多し 「甲子園の急浮上選手」をドラフト上位指名するリスク 8月6日に開幕する全国高校野球選手権。アマチュア野球全体の中でも最も注目度の高い大会であり、ドラフト候補となる選手にとっても大きなアピールの場であることは間違いない。日本の野球界において、甲子園に出場してそのままプロ入りというのが誰もが分かりやすいエリートコースと言えるだろう。
来年は「ドラフト豊作」の予感、投打に目玉候補! 1、2年生の逸材が頭角を現してきた
来年は「ドラフト豊作」の予感、投打に目玉候補! 1、2年生の逸材が頭角を現してきた 高校野球の地方大会も全国各地で甲子園の出場校が決まり始め、佳境を迎えた感があるが、昨年から目立つのが下級生の活躍だ。この夏は岩手大会の準決勝で敗れたものの、佐々木麟太郎(花巻東・一塁手)は既に高校通算本塁打数を74本まで伸ばしており、揃ってセンバツに出場した真鍋慧(広陵・一塁手)、佐倉侠史朗(九州国際大付・一塁手)も同じスラッガータイプとして早くから注目を集めている。そして彼ら以外にも下級生に楽しみな選手は非常に多い。そこで今回はこの春から夏にかけて浮上してきた高校2年生、1年生の逸材を一足早く紹介したいと思う。
“優勝絶望的”の中日&日本ハム、来季以降に向け「積極的に起用したい若手」は
“優勝絶望的”の中日&日本ハム、来季以降に向け「積極的に起用したい若手」は ミスタードラゴンズと呼ばれた立浪和義、ビッグボスこと新庄剛志とともに新監督を迎えながら最下位に沈んでいる中日と日本ハム。リーグ優勝は既に絶望的な状況だけに、早くも来シーズン以降を考えているファンも多いのではないだろうか。そこで今回はそんな両チームで後半戦に思い切った抜擢を期待した若手選手を探ってみたいと思う。
大阪桐蔭4人衆はどうなる ドラフトで「1チームから3人以上指名」“総崩れ”の例は
大阪桐蔭4人衆はどうなる ドラフトで「1チームから3人以上指名」“総崩れ”の例は 毎年多くの選手がドラフトで指名されてプロ入りを果たしているが、強豪チームとなると同じ年に複数の候補選手がいることも珍しくない。昨年も小園健太(DeNA1位)と松川虎生(ロッテ1位)が市和歌山から揃って1位指名を受けているが、同時に3人以上の指名となるとやはりなかなかあるものではない。古くは法政三羽ガラスと言われた田淵幸一(阪神1位)、富田勝(南海1位)、山本浩二(広島1位)の例があるが、揃って活躍しているケース、また逆に総崩れとなっているケースはどの程度あるのだろうか。2000年以降の主な例から探ってみたいと思う。
高給取りなのに「全く戦力にならない」新助っ人続出 逆に“コスパ抜群”の選手も
高給取りなのに「全く戦力にならない」新助っ人続出 逆に“コスパ抜群”の選手も まもなく前半戦が終了する今年のプロ野球。最も即効性のある補強と言えば新外国人選手だが、期待通り、期待以上の活躍を見せる選手がいる一方で、高い期待に応えられていない選手がいるのも現実である。そして今年に限っては、高額年俸の選手ほど苦しんでいるケースが目立つ。主な選手の年俸とここまでの成績を並べてみると以下のような数字となった(年俸は推定、成績は7月11日終了時点)。
「過去3年のトレード」を査定 新天地で“成功した選手”を多く獲得した球団は
「過去3年のトレード」を査定 新天地で“成功した選手”を多く獲得した球団は トレードが可能な期間の終了まであと1カ月を切った今年のプロ野球。ここまでは動きがないが、優勝争い、CS進出争いに向けて、密かに補強を検討している球団も少なくないはずだ。そこで今回は2019年以降に成立した交換トレード、金銭トレードで見事に成功した例はどんなケースがあったのか、改めて振り返ってみたいと思う。またFAでの人的補償による移籍は今回対象外とした(今シーズンの成績は7月3日終了時点)。
静かな「トレード市場」は活発化するのか 「狙い目」となりそうな選手を探った
静かな「トレード市場」は活発化するのか 「狙い目」となりそうな選手を探った 例年トレードの多い6月だが、今年は無風に終わった。しかしまだトレード期間は残されており、水面下では調査を進めている球団もあるはずだ。実績はそれなりにありながらも、今年は出場機会に恵まれていない選手も少なくないだけに、そんな中から他球団にとって狙い目の選手はいないのか、探ってみたいと思う。
プロ注目の大砲や大型遊撃手も! この夏に“大化け”の可能性秘めた高校生5人【野手編】
プロ注目の大砲や大型遊撃手も! この夏に“大化け”の可能性秘めた高校生5人【野手編】 沖縄、北海道、兵庫など高校野球の地方大会は既に開幕している地区もあるが、7月からはいよいよ全国で甲子園出場を目指す戦いが本格化することになる。ドラフト候補となる選手にとっては大きなアピールの場となるが、この夏の活躍次第で急浮上する可能性を秘めた選手について探ってみたいと思う。今回は野手編だ。(※「投手編」はこちら)

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