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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

ドラフト戦線に急浮上するのは?  この夏に“大化け”の可能性秘めた高校生5人【投手編】
ドラフト戦線に急浮上するのは? この夏に“大化け”の可能性秘めた高校生5人【投手編】 沖縄、北海道、兵庫など高校野球の地方大会は既に開幕している地区もあるが、7月からはいよいよ全国で甲子園出場を目指す戦いが本格化することになる。ドラフト候補となる選手にとっては大きなアピールの場となるが、この夏の活躍次第で急浮上する可能性を秘めた選手について探ってみたいと思う。今回は投手編だ。(※「野手編」はこちら)
“見切り”早まる中で結果欲しい、プロ入り6年目以降の「ドラフト上位指名」選手たち
“見切り”早まる中で結果欲しい、プロ入り6年目以降の「ドラフト上位指名」選手たち プロ入り4年目での根尾昂(中日)の投手転向が話題となっているが、最近は大きな期待を受けてドラフト上位指名で入団した選手も比較的早く見切りをつけられるケースも少なくない。育成選手制度ができてからは、いきなり退団とはならなくても、育成再契約となる選手も増えているのが現状だ。特にプロ入り後5年を過ぎると立場が危うくなると言われているが、今年でプロ入り6年目以上でそろそろ結果を残したい上位指名の選手をピックアップしてみたいと思う。
第100回夏の甲子園盛り上げた球児たち 根尾らとプロでも“共演”期待したいドラフト候補は
第100回夏の甲子園盛り上げた球児たち 根尾らとプロでも“共演”期待したいドラフト候補は ここ数年の夏の甲子園で最も盛り上がりを見せた大会となると、やはり2018年の第100回大会になるのではないだろうか。大阪桐蔭が史上初となる2度目の春夏連覇を達成し、“カナノウフィーバー”と言われた金足農の快進撃も社会現象となった。出場した選手もタレント揃いで、藤原恭大(大阪桐蔭→ロッテ1位)、根尾昂(大阪桐蔭→中日1位)、小園海斗(報徳学園→広島1位)、吉田輝星(金足農→日本ハム1位)、渡辺勇太朗(浦和学院→西武2位)、野村佑希(花咲徳栄→日本ハム2位)が上位指名でプロ入りしている。あれから4年が経ち、大学に進んだ選手も今年がドラフトイヤーとなるが、100回大会を沸かせた選手でプロ入りする可能性が高いのは誰なのか。春のシーズンが終わった時点での現在地を探ってみたいと思う(対象は2018年夏の甲子園に出場した選手)。
将来的に「投手王国」を形成しそうな球団は? 最も若手が“充実”してるのはどこだ
将来的に「投手王国」を形成しそうな球団は? 最も若手が“充実”してるのはどこだ 佐々木朗希(ロッテ)の完全試合を含めて既に4人の投手がノーヒット・ノーランを達成し、セ・パ合わせて7人が防御率1点台をマークするなど歴史的な投手優位となっている今シーズンのプロ野球(成績は6月20日終了時点)。佐々木を筆頭に入団3年目以内で活躍している若手も多く目立つが、今後投手王国を築く可能性が高そうな球団はどこになるのか。若手投手の充実度から展望してみたいと思う。
花咲徳栄は高校歴代最長 明治大は13年連続狙う ドラフト指名続くチーム、今年もプロ輩出なるか
花咲徳栄は高校歴代最長 明治大は13年連続狙う ドラフト指名続くチーム、今年もプロ輩出なるか アマチュアチームを評価するうえで大会での結果はもちろんだが、もうひとつ大きな指標となるのはNPBへ多く選手を輩出したかという点が挙げられるだろう。昨年まで連続で指名を受けているチームは今年も継続することができるのか。高校、大学、社会人、独立リーグの4カテゴリーについて、現在最も長く選手をNPBに送り出しているチームを紹介しながら、今年の候補についても探ってみたいと思う。
巨人大勢、広島栗林はどうなる 新人から抑え務めた投手は“短命”に終わるケースも
巨人大勢、広島栗林はどうなる 新人から抑え務めた投手は“短命”に終わるケースも 今年のルーキーで最も驚きの活躍を見せている選手と言えばやはり大勢(巨人)になるだろう。隅田知一郎(西武)の外れ1位ながら、開幕からクローザーに定着すると、ここまで両リーグ最多となる21セーブをマーク。不調のビエイラと故障の中川皓太の穴を見事に埋めており、新人王の最有力候補となっている。昨年も栗林良吏(広島)が大活躍を見せたが、これまでルーキーで抑えを務めた投手はその後どのような成績を残したのか、改めて振り返ってみたいと思う。
ヤクルト「独走態勢」を止められるのは巨人だけ? 下位では阪神のみに“上がり目要素”
ヤクルト「独走態勢」を止められるのは巨人だけ? 下位では阪神のみに“上がり目要素” ペナントレースの約4割を消化した今年のプロ野球。セ・リーグでは昨年の覇者であるヤクルトが交流戦でも大きく勝ち越すなど、頭一つリードした印象を受ける。絶対的な先発の柱は不在だがリリーフ陣が昨年を上回る安定感を見せ、打線では主砲の村上宗隆がさすがの存在感を示している。長期離脱中の奥川恭伸、サンタナが戻ってくることができれば、一気にリーグ連覇へと加速することも十分に考えられるだろう。果たしてそんなヤクルトに迫ることができるチームは出てくるのか。残り5球団の今後のプラス要素を探ってみたいと思う(成績は6月9日終了時点)。
久々に甲子園で見られそうな「古豪」は?  各地で“復活”の雰囲気を漂わす名門の今
久々に甲子園で見られそうな「古豪」は? 各地で“復活”の雰囲気を漂わす名門の今 高校野球の春季大会も多くの地区で終了し、今月下旬には夏の甲子園出場をかけた地方大会もスタートする。今年は大阪桐蔭の春夏連覇、智弁和歌山の夏連覇などに注目が集まるが、オールドファンにとって気になるのがかつて甲子園を席巻した“古豪”の復活ではないだろうか。そこで今回はそんな長らく甲子園出場から遠ざかっていながら、近いうちに戻ってくる雰囲気のあるチームをピックアップして紹介したいと思う。
中日期待の若手野手が“総崩れ”の恐れ 伸び悩む有望株たちが持つ「共通点」とは
中日期待の若手野手が“総崩れ”の恐れ 伸び悩む有望株たちが持つ「共通点」とは 立浪和義新監督を迎えて巻き返しを図る中日。5月には7連敗を喫するなど上位チームとの差はじわじわ開いてきているが、ここへきて痛いニュースが飛び込んできた。将来の主砲として期待の大きい石川昂弥が左膝前十字靱帯不全損傷の診断を受け、長期離脱することとなったのだ。
巨人の梶谷&井納、このまま行くと“最悪のFA補強”に これを機にチーム強化方針変わるか
巨人の梶谷&井納、このまま行くと“最悪のFA補強”に これを機にチーム強化方針変わるか 昨年の3位から巻き返しを図っている巨人。エースの菅野智之が本調子ではなく、野手も大黒柱の坂本勇人が故障で離脱するなどチーム状態は万全ではないが、抑えに定着したルーキーの大勢をはじめとした若手投手陣の台頭とポランコ、ウォーカーの新外国人野手2人の活躍もあってここまで首位争いを演じている。

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