
右の大砲、大器の片鱗、育成の星…ソフトバンクのネクストブレイク候補が主力離脱をチャンスに変える!
4月4日には実に12年ぶりの単独最下位となるなど苦しいスタートとなったソフトバンク。そこから5連勝で一気に借金を完済するなど地力を見せているが、不安要素は少なくない。まず痛いのが主力の故障による離脱だ。開幕前に栗原陵矢がわき腹を痛めて二軍スタートとなると、開幕3戦目には昨年MVPの活躍を見せた近藤健介が早くも椎間板ヘルニアで長期離脱。さらに柳田悠岐も12日のロッテ戦で自打球を受けた影響で登録抹消となっている。また投手陣もわき腹を痛めていたスチュワートが8日に検査とリハビリのためにアメリカに帰国となり、早期復帰は難しい状況だ。故障者以外にもオフにフリー・エージェント(FA)で甲斐拓也が巨人に移籍した穴は大きく、昨年チームトップの14勝をマークした有原航平と抑えのオスナも不安定な投球が続いている。開幕から躓いたのも当然と言えるだろう。