大崎百紀
――NHK杯の時はご自身でムカついていると言っていた。その時に比べてメンタルはその時に比べてどうか。
過去の経験があるので、落ち着くようにはしてますけど。まぁ、そうですね、気持としては嬉しいものではないのは確かです。
――全日本選手権が終わってからの調整は国内？
1度スイスに行きました。
――今のジャンプの状態についてジスラン先生に相談なさりましたか？
スイスに行ってもジスランはいないので。ジスランにジャンプを教えてもらったことがほぼ試合の期間か、とかなので。そうですね。今日までずっと自分で考えてやってきて。なんだろう。やってる感じからして体のこの部分を気をつければ跳べるとかじゃなさそうなので、何か大きな変化がないと良くなることはないっていうのは感じてはいるんですけど、ただNHK杯前もいろいろそう思って変えたものの最後までよくなることはなかったので、試合だけ何とかあわせただけで。そう考えるとどうしたものか、という感じではあるんですけど。
ループ・サルコウ・フリップの3つの流れっていうのは本当にできる確率っていうのが何分の一かという低い確率だと思っていて。ただ勿論それ以外のジャンプも沢山あるので、大事になってくるというのは頭では理解しているので。
今日まで練習してきたものをこのフリー全体を通して結構いい状態にできてきていたので、どうしてもそれと比較する自分がいるので、どうしてもなんか割りきれない、というか。このトゥループとアクセル、もう一つの4回転さえ跳べば、まとまった点数が出るという割り切りができないというのはしっかり今日まで練習を積み重ねてきたものがあるから、ちょっとそこは切り分けられないなという自分がいますね。
――悪くなる前というのはかなり今までではかなり良かった？
全日本前やファイナル前と同じ感じですね。フリーをやれば2回に1回はほぼまとまった演技ができるという状態はあったものの、今このざまなので。
ブレイディみかこ
石井志昂
猿田佐世
