4.別の紙に、本音を言うことによるメリットを思いつく限り書き出す
(例:自分と気が合わない人は離れていき、好きな人と付き合えるようになる。自分らしくいられるようになる)

5.自分の好ましい未来をイメージした新しい信念を書き出す
(例:本音を言うと私はますます愛される。私は本心を伝えられるようになる)
「~である」「~になっている」など、断定形で書き出すことが大切です。
また「本音を抑えないようになっている」といった否定語ではなく、「本音を言えるようになっている」といった肯定的な表現で書きましょう。

6.「私は」を主語にして、小さな成功体験を積んでいく

 ここまでくると、本音を言うことに対しての抵抗がかなり少なくなっているはずです。

「私はこう思います」「私はこう感じました」という気持ちを相手に伝えていきます。

 このときに注意するポイントは、「相手はきっとこう返してくれるだろう」という期待はしないということです。

 どのように反応するかは、相手が決めるもの。

「自分の気持ちを言えた!」という、あなた自身ができた行動に、目を向けていってください。

「できたじゃん!」「すごい!」と自分のことを認めていると、いつの間にかあなたの本心を受け止めてくれる人に囲まれていきます。