小林麻耶(C)朝日新聞社
小林麻耶(C)朝日新聞社

 フリーアナウンサーの小林麻耶(41)が、夫で整体師の國光吟氏と離婚協議に入ったことを、週刊誌「女性セブン」が報じた。 

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 麻耶は妹・麻央さんが17年に死去して精神的に落ち込んでいた時に、「オメガセラピー」を提唱する國光氏と出会った。18年7月に「交際0日」で電撃結婚。昨年11月にTBS系「グッとラック!」の降板騒動で地上波から姿を消すと、國光氏と夫婦でYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」を開設したが、今年1月に突如終了した。同誌によると、歌舞伎役者・市川海老蔵は國光氏に違和感を持ち、長女と長男を遠ざけていたが、麻耶は麻央さんの子どもを自分の子どものようにかわいがっただけに、会えない寂しさを募らせた。同時に出産願望が強くなり、國光氏が父親としてふさわしいか疑問を持ったという。

 スピリチュアル、宗教による芸能人の「洗脳騒動」が報じられるのは今回だけではない。X JAPAN・ToshIは20年以上前に元妻の紹介で自己啓発セミナーに入会。すると12年間も洗脳され、毎月の給料や印税収入を全額施設につぎ込み、12年間で約15億円の財産を奪われてしまった。

 なぜ、このようなトラブルが繰り返されるのだろうか。

「傍目から見ると成功者の印象が強い人もプライベートで辛いことが起きたり、悲しみに襲われた時、救いの手を差し伸べてきた宗教やスピリチュアルにハマってしまうケースは珍しくありません。もちろん、真っ当な宗教やスピリチュアルが大半ですが、中には『世間にだまされている』、『家族も何も信じるな』など社会とのかかわりを強引に断ち切ろうとする人間もいます。洗脳されやすい人の傾向として、純粋で自分に自信がない人が多いように感じます。心が弱っている時に優しくされると、周りが見えなくなって依存したくなります。洗脳されるのは決して他人事ではありません」(一般紙の社会部記者)

 麻耶をよく知るテレビ関係者はその人柄についてこう話す。

「アナウンススキルが高かったわけではなかったですけど、勉強熱心でした。向上心も強かった。ぶりっ子キャラで話題になりましたが、世間に向けてやっていただけで自分からグイグイ出るタイプではない。穏やかな性格で周りの人の悩みを聞いたりするなど、包容力がありました。繊細な性格だったのでしょう。降板騒動の後に、YouTubeで出演したのを見た時は別人みたいな雰囲気だったのでちょっと心配でした。また、テレビの世界に戻ってくることは簡単でないし、本人が望んでいるのかはわかりませんが、少しゆっくり休んでから、また天真爛漫な姿を見せてほしいですね」

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