巨人・テームズはこのまま退団も…なぜ初戦での“悲劇”は起きてしまったのか (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人・テームズはこのまま退団も…なぜ初戦での“悲劇”は起きてしまったのか

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デビュー戦でアキレス腱断裂のケガを負った巨人テームズ(写真提供・読売ジャイアンツ)

デビュー戦でアキレス腱断裂のケガを負った巨人テームズ(写真提供・読売ジャイアンツ)

 巨人の新助っ人テームズがデビュー戦でアキレス腱断裂という重傷を負った。

 日本一奪回のキーマンの一人として期待された大物外国人。デビュー戦での悲劇はなぜ起こったのか……。

「強烈な打球がレフトの前に落ちました。おっとレフトのテームズどうした?足を痛めたか? 痛い、悶絶です。大丈夫でしょうか?」(4月27日/フジテレビ系列中継より)

 テレビ中継を通じても尋常ではない様子が伝わってきた。テームズは、4月27日のヤクルト戦(神宮)の3回、右アキレス腱断裂の大ケガを負った。レフトの守備中に、目の前でバウンドした打球を捕球するため小さく跳び、着地した際に倒れ込んだ。直ちに担架で運ばれ退場、病院に搬送され診断の結果は選手生命すら脅かす重傷だった。

「首脳陣、チームメート、スタッフとともにこれから頑張っていこうという矢先に、不幸な出来事によって帰国することになってしまい、申し訳ありません。必ず手術を成功させ、直ちにリハビリに取り組むつもりです。1日も早くグランドに戻り、ファンの皆さまに元気な姿をお見せしたいと思っています」(テームズ/4月30日、球団を通じたコメント)

 ケガをした翌28日には神宮球場に松葉杖姿で訪れ、チームメートに状況を報告した。その後の30日に帰国、手術を経て復帰を目指すというが、今年の11月に35歳という年齢を考えても復帰への道のりは険しいと言わざるを得ない。

「アキレス腱断裂の場合、一般的に歩行まで3カ月、長ければ半年ほどかかると言われる。プロ野球選手として実戦復帰するには、トレーニンングを含めて1年近くはかかることが予想される。戦列復帰までは技術、体力、気力のすべてが必要。日本での復帰を目指す気力、モチベーションの部分が心配です。しかもコロナ禍という状況下ですからね」(在京球団チームドクター)

 過去にはアキレス腱断裂から復活を果たした選手もいる。広島のレジェンド前田智徳は95年5月23日、23歳で断裂するも翌96年シーズンは開幕戦で先発メンバーとして戻っている。そこから4年連続で打率3割以上をマークするなど復活を果たした。また門田博光(当時南海)は30歳の79年キャンプで断裂も同年9月に代打で復帰。翌80年には41本塁打でカムバック賞、そして81年には44本で本塁打王まで獲得した。


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