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阪神、ロッテの「トラブル対応」で垣間見えた両球団の“気になる差”

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トラブル対応では阪神の方が上手?※画像はイメージ (c)朝日新聞社

トラブル対応では阪神の方が上手?※画像はイメージ (c)朝日新聞社

 阪神vsロッテ、05年日本シリーズの再戦は阪神の判定勝利……?

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 世界中を振り回す新型コロナウイルス。通常ではない状況下、野球界で起きたトラブルへの対処は阪神がうわてだった。

「阪神は超人気球団だけに、トラブル対応をうまくやった。もちろん事件が起きなければ良いのだが、手腕が問われるのは事後処理。事実を受け止め、真摯に対応することが求められる。球団トップが辞任するなど、手を尽くした。逆にロッテは、(清田育宏の行動履歴についての虚偽報告については)会見も行わずフェードアウトした。この対応の差が、後になって影響しなければ良いですが」(企業危機管理関連に詳しいフリージャーナリスト)

 球界はコロナ禍の中、昨年から様々な事件が起こった。阪神では藤浪晋太郎をはじめとする3選手が、食事会でウイルスに感染。その後も球団規定の上限4人のルールを超える人数で数選手が会食、感染者を出す事態となった。

「チームは戦っている最中ではあるが、私なりのけじめのつけ方としてご理解いただければと思う。申し訳ございませんでした」(10月9日、揚塩健治・阪神球団社長)

 チーム管理の甘さが指摘される中、12月1日付で社長の辞任が発表された。またシーズン中に発覚した食事会に参加した福留孝介は、自由契約となり中日へ移籍した。

「福留放出は戦力的なこともあるが、懲罰的な部分もあるはず。藤浪らが感染した時には(福留が)球団の代表として矢面に立ち、謝罪会見をした。将来の幹部候補とも言われる立場で、自ら規律違反をした。関係者というより、ファンに対して禊をする意味が大きかったとも考えられる」(阪神担当記者)

 阪神はNPBを代表する人気球団で、ファンは世界中にいる。親会社・阪急阪神ホールディングス株式会社の株主総会では、球団に対する要望が毎回出るほど。社会問題になりかねない事件に対して、神経質になる必要があった。

「ロッテで起きた事件は悪質にも思える。しかしマスコミ報道も少なく、時間とともに収まると考えたのだろう。ロッテは熱狂的ファンも多いが、阪神には到底及ばない。昨年後半はチームが優勝争いをしていたため、話題が事件に集まらなかったのも幸いした。取り敢えずは乗り越えられたという感覚ではないか」(在阪テレビ局スポーツ担当)


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