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大学入試改革元年! 受験のプロに聞いた「医学部合格を勝ち取るメソッド」

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(図1)実施されたプレテストからもわかるように、大学入学共通テストで注目すべき点は、全科目において「思考力・判断力・表現力」を問う問題が中心になることだ

(図1)実施されたプレテストからもわかるように、大学入学共通テストで注目すべき点は、全科目において「思考力・判断力・表現力」を問う問題が中心になることだ

(図2)試験時間が70分と長くなった数学IA。長文読解力や、グラフや表などのデータ分析力の強化が必要だ

(図2)試験時間が70分と長くなった数学IA。長文読解力や、グラフや表などのデータ分析力の強化が必要だ

(図3)合格ラインが7割の場合、AとBを速く確実に正解すること。さらにCとDを見極めてCを半分正解できれば合格です。Dには手を出さないように!

(図3)合格ラインが7割の場合、AとBを速く確実に正解すること。さらにCとDを見極めてCを半分正解できれば合格です。Dには手を出さないように!

 いよいよ2021 年度から新しい「大学入学共通テスト」がはじまります。受験生に求められる力が大きく変わる一方で、医学部をめざす人は、これまで同様、高い基礎学力が必要不可欠です。医学部受験のプロである名門会家庭教師センターの鈴木 博先生に、新入試対策について伺いました。

【図】試験時間が長くなった数学IAはこう変わる

*  *  *
 大学入試改革は、教育改革と並び、政府が進める大改革のひとつです。グローバル化やAIの技術革新などで、先行きが不透明なこれからの時代は、「自分で課題を見つけ、周りと協力して解決する力」を育てる教育が求められます。

 教育目標が変われば、評価も変わります。新入試では、「知識・技能」を中心に測るセンター試験から、「思考力・判断力・表現力」を重視する「大学入学共通テスト」に変わります。また、各大学の個別選抜試験では、「主体性・多様性・協働性」も評価されるようになります。

■「思考力・判断力・表現力」を問う問題が中心に
 
 記述式問題の導入が見送られ、「センター試験と変わらない」と勘違いしている受験生がいますが、大間違いです。2017年、18年に実施されたプレテストからもわかるように、大学入学共通テストで注目すべき点は、全科目において「思考力・判断力・表現力」を問う問題が中心になることです(図1)。

 例えば、複数の資料を分析したり、正解が一つではなく、その数がわからなかったりする問題が出題されます。あいまいな知識で解答にたどり着けた「消去法」は、もはや通用しません。丸暗記や知識を出し入れするだけのトレーニングを積んできた受験生にとっては、「難しくなった」と感じるでしょう。

 読み解くべき資料や文章が増えるため、数学IAの試験時間は60分から70分になります。また、英語はリーディングとリスニングが同じ配点(1:1)に変更されます。出題傾向が大きく変わる一方で、受験生が身につけるべき基礎知識は変わりません。受験生はこれまで通り、しっかりとした基礎学力を身につけ、その基礎知識を生かして問題を解くことを心がけてください。「過去問がない」という条件は、他の受験生も同じです。心配しすぎず、予想問題集を使って新傾向に慣れましょう。


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