『花咲舞が黙っていない』は池井戸潤氏の小説『不祥事』『銀行特命』を実写化したもので、杏演じる正義感の強い銀行員・花咲舞が、上川隆也演じるベテラン行員の相馬健とともに、支店で起こるさまざまなトラブルを解決していく“臨店”という仕事をめぐる銀行ドラマだ。

「実は続編が延びたのは杏の父親役で出演していた大杉漣さんが18年2月に急逝されたことも関係しています。当時、杏は『1回親子役をやると、すごく、えも言われぬ近しみというものがあるので、まだ、受け入れられないなと思います』とコメントしていますが、大杉さんはドラマを離れても、何かと杏のことを気にかけていたようで彼女のショックは相当のものでした」(女性誌記者)

 もし、来年続編が放送されるとすれば、果たして“第二の父親”役は誰になるのだろうか。

 芸能リポーターの川内天子さんは次のように予想する。

「大杉さんは、身長や雰囲気などがとても杏さんとマッチしていました。あのイメージを踏襲するのは難しいので、新たな親子として考えれば、草刈正雄(67)や小林稔侍(79)、市村正親(71)、吉田鋼太郎(61)などが候補に挙げられるのでは。新型コロナウイルスの影響で今年のドラマや映画などは縮小、中止などの変更が出ています。そのため来年へ向けての準備も通常より早くスタートするようです」

 花咲舞の決め台詞「お言葉を返すようですが」が聞ける頃には、離婚問題と実母との裁判のどちらも解決しているといいが……。(宮本エミ)

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宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

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