野球やバスケに負けたくない… 沖縄でプロレス盛り上げるため、奮闘するレスラーの“熱き思い” (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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野球やバスケに負けたくない… 沖縄でプロレス盛り上げるため、奮闘するレスラーの“熱き思い”

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山岡則夫dot.
沖縄にプロレスを根付かせるため地道な活動もしているGOSAMARU(写真提供・ 山岡則夫)

沖縄にプロレスを根付かせるため地道な活動もしているGOSAMARU(写真提供・ 山岡則夫)

 琉球ドラゴンプロレス(琉ドラ)を知っているだろうか?

【写真】女子プロレス界にアイドル旋風を巻き起こしたのはこのレスラー

 沖縄本島を中心に、アイディアと行動力で地道に活動しているプロレス団体。ワールドワイドな展開をおこなう新日本プロレスとは真逆、地元密着を進めている小規模団体だ。

 沖縄には多くのスポーツが根付いている。野球ではプロチームがキャンプを張り、NPB参入を目指す琉球ブルーオーシャンズが立ち上がった。元日本代表の天才・小野伸二が入団したFC琉球はJ1昇格を目指している。バスケットボール・Bリーグの琉球ゴールデンキングスの会場は常にファンで溢れ、その熱は1万人規模の沖縄アリーナを建設する要因の1つにもなった。米国人が多いというのも理由の1つだろうが、エンターテインメントが盛り上がる要素が多い沖縄で日々ファイトしているのが琉ドラだ。

 琉ドラは、かつて存在した沖縄プロレス選手だった現社長・グルクンマスクが2013年に立ち上げた。沖縄プロレスは観光地として有名な那覇市・国際通りの常設会場で週6日の興行を開催していたが、12年に事実上の団体消滅、会場も閉鎖された。活動先を求め本土へ戻る選手がほとんどの中、当時はグルクンダイバーというリング名だったグルクンマスクが琉ドラを立ち上げた(グルクンとは沖縄県魚のこと)。

 現在は嘉手納町のショッピングモールにあるネーブルカデナアリーナを常設会場として活動。海上にリングを浮かべる「洋上プロレス」、鍾乳洞での「洞窟プロレス」、専用の円形競技場でおこなわれる「闘牛場プロレス」などフットワーク軽く動き回っているのも特徴的だ。

「沖縄の人にとってプロレスは身近ではない。日常的にあって楽しいものだ、ということを少しずつでも感じて欲しい」

 琉ドラで戦うマスクマン・GOSAMARUは語る(護佐丸とは琉球戦国時代の剛勇、武将)。

 GOSAMARUこと稲葉雅人は神奈川県川崎市出身。プロレスリング・エルドラドでデビューし沖縄プロレスなどに参戦。その後フリーとなり大日本プロレスではデスマッチも経験。故障などにも苦しんだが、18年6月に琉ドラ入団、現在のGOSAMARUとなった。


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