――改めて、「ロンドンブーツ1号2号」は2人にとってどういう存在?

淳:今まで一人でやっていると、ブレーキを踏む瞬間がある。2人でやっているときも大体僕がしゃべってというイメージがあると思います。僕は亮さんが隣にいる・いないだと、亮さんが隣にいてくれる方がやんちゃできる、自由に動きやすいなというのは感じました。

亮:今回の件で、淳に道筋をつくってもらって感謝しています。今日トークライブをやって、舞台に立てる喜びはあったので、この場所がないと落ち着かないというか。戻ってくる場所はここなんだなって改めて感じました。

淳:僕は今後、相方としても向き合いますけど、株式会社LONDONBOOTSの社長として亮さんと向き合うので、舞台では淳という呼び方を許可していますけど、裏では全部「社長」になっています。社長って言わないと僕は振り向かない。

――相方が離脱して、一番苦労したのは?

淳:あまり大変だなというのはないですね。亮さんが「実はギャラもらってたんだ」と言ったあたりが、自分の中では整理できなくなった瞬間でした。「亮は嘘つくようなやつじゃない」って言っちゃったんで、「嘘ついてたんかい!」ってなって、そこから頭がパニックになった。状況を把握するのが一番大変でした。何が起きているのかがわからないので、それは吉本興業さんも大変だった。亮に「時系列で起きたことを整理してくれ」ってお願いしたんですよ。「宮迫さんがこのときこれして」とか「〇月〇日に入江が」とか。そこでようやく「なるほど、こういう流れだったんだな」と。そこで亮さんは宮迫さんの字を「宮追」(みやおい)って書いていました(笑)。

亮:トークライブでこの話したときも、それでもしっくりきていなくて。まだ納得してないです(笑)。

――ここまでの道のりは想定内できている?

淳:想定内ではないです。何が起きるかわからないですし、このタイミングで宮迫さんがYouTubeをあげるのも想定外でした。順調にいっているという感じでもないです。ただ、亮が7月20日にここで会見やったときに、すごい顔が疲れていて、「うわ、オレの相方がこんな表情になってるんだ」って思って。この会見が決まったときに、すぐ僕の知り合いのエステの先生に、顔の筋肉を整えてくれる先生のところに行って、筋肉を整えた状態で宣材写真を撮るっていう。社長業なんですよ。おっさんの肌のケアなんか本当はしたくないんです(笑)。所属タレントが少しでもよく映るようにと。今後もそういう活動が増えるんだろうなと。それも楽しんでいきたいです。

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