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「AKB臭」消えた大島優子 地味なおばさん役に評価がうなぎのぼり

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丸山ひろしdot.
女優として開眼した大島優子 (C)朝日新聞社

女優として開眼した大島優子 (C)朝日新聞社

■留学で芸能界の「居場所」を見つけた

 一方で「30歳を迎えて見た目も内面もいい感じの雰囲気が出てきた」と言うのは民放ドラマ制作スタッフだ。

「朝ドラでは最近まで妊婦を演じていましたが、視聴者からは『違和感がない』『ほのぼのした』と、その演技を称える声が多かったですね。また、30歳になった心境について、『楽になりました』とインタビューで明かしていたこともあります。20代の頃は若さもあって『頑張りたい』と思っていた一方、30歳になり『頑張らなくていいのかも』という心境に至ったとか。そんなところも、アイドルグループというイメージがなくなってきている理由でしょう。ゆえに悪目立ちもしないので二番手、三番手でより光る。さらに年を重ねれば、庶民的なオバサン役が似合うバイプレイヤーとして、さらに飛躍すると思います」

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、そんな大島についてこう分析する。

「小さい頃から子役として活動し、アイドル時代は何がなんでもセンターを取らないといけないと追い込まれ、周りのメンバーすべてが敵のように見えていたのではないでしょうか。10代のうちはそんながむしゃらな生き方もまだ許されると思いますが、20代後半、ましてや30代ともなると、さすがにそれでは目も当てられません。仕事も順調だったにも関わらず1年間のアメリカ留学で日本を離れることは彼女のなかで相当な覚悟があったと思いますが、結果的に大成功でした。それは決してあきらめたり、逃げたりするということではなく、芸能界で生きていくために必要な適応力であり、人として見聞を広げる吸収力の賜物だと思います。こうして、背伸びをしない、年齢相応のマインドを手に入れた彼女は、女優として今後ますます伸びていくとともに、息の長い活躍をする可能性を秘めていると言えるでしょう」

 演技力にも定評のある大島。同年代には、出演中の朝ドラでヒロインを務める戸田恵梨香を始め、新垣結衣、吉高由里子、菜々緒、多部未華子などそうそうたる顔ぶれが並んでいる。彼女たちと切磋琢磨しながら息の長い女優になってほしいところだ。(丸山ひろし)


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