千葉台風が自宅を直撃したジャーナリストの日記「電気復旧まで2週間で絶望」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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千葉台風が自宅を直撃したジャーナリストの日記「電気復旧まで2週間で絶望」

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高野孟dot.
高野氏の自宅に近い地域でも、台風の影響で倒木などが相次いだ=千葉県鴨川市(c)朝日新聞社

高野氏の自宅に近い地域でも、台風の影響で倒木などが相次いだ=千葉県鴨川市(c)朝日新聞社

高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。68年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

高野孟(たかの・はじめ) 1944年東京生まれ。68年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

 9日に関東地方に上陸した台風15号の影響で、千葉県内では今も停電が続く。2007年に千葉県鴨川市の山中に移住したジャーナリストの高野孟さんも、暴風被害にあった被災者の一人だ。いま、どんな日々を過ごしているのか。被災直後から自らの状況を記した日記を『高野孟のTHE JOURNAL』から転載する。

【写真】被災したジャーナリストの高野孟氏

* * *
9月8日(日)

【被災者体験記1】
 南房総は災害が少ないことで知られ、とくに台風の直撃を受けることは滅多にないとされてきたのだが、その滅多にないことが9日未明に起きた。台風15号が房総半島西岸に沿って北上したため、最大風速60メートルという猛烈な風が南房総全体に吹き荒び甚大な被害をもたらした。鴨川市役所も暴風を受けて真っ先に停電し、2階のガラスが割れて雨が吹き込んで書類が散乱、表の駐車場に置いた公用車が横転したという。しかし幸いにも我が家は、木の枝が折れて垂れ下がったり、バケツが転がったりした程度で、無事だった。

9月9日(月)

【被災者体験記2】
 とりわけ深刻だったのは電力系統の被害で、未明から停電が続いている。テレビは点かないのでパソコンから無線ネット経由で調べると、山の中の送電線の鉄塔が根元から折れて倒れたり、街中では電柱が倒れ電線が切れたりして、かつて経験したことのない広域的な停電に陥っていて、順次復旧は進むだろうが完全復旧がいつになるか見込みは全く立っていないという。

 今日は、20時からUIチャンネル(編集部注:YouTubeの番組)の生放送が予定されていたのだけれども、高速館山道が全面閉鎖で、私が普段から東京との往復に使っている館山駅発・東京駅行きの高速バスは運休。JR外房線・内房線ももちろん止まっている。

 午後になって袖ケ浦ICから先のアクアラインは通行止めが解除されたが、その手前の高速は依然、閉鎖が続いている。風も収まったのに不思議なこともあるものだと思い、いろいろ探ってみると、これも広域停電の影響で、電気が来ないと高速のゲートが自動開閉せず、ETCの読み取りもできず、信号や電光表示板も点かないので使えない。アクアラインは千葉県側の電源に頼っていないので早期に復旧できたということらしい。


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