コミュニケーションが難しい“宇宙人アホ”はペットだと思え (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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コミュニケーションが難しい“宇宙人アホ”はペットだと思え

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原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん

原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん

たむら・こうたろう/国立シンガポール大学リー・クアンユー公共政策大学院兼任教授。ミルケン研究所シニアフェロー、東証上場のインフォテリア取締役、データラマ社日本法人会長なども兼任

たむら・こうたろう/国立シンガポール大学リー・クアンユー公共政策大学院兼任教授。ミルケン研究所シニアフェロー、東証上場のインフォテリア取締役、データラマ社日本法人会長なども兼任

ふきはら・こうた/劇団ポップンマッシュルームチキン野郎主宰。脚本家としてTVドラマ、舞台、映画等、多方面で活動を続ける傍ら、俳優・声優・構成作家としても活動中

ふきはら・こうた/劇団ポップンマッシュルームチキン野郎主宰。脚本家としてTVドラマ、舞台、映画等、多方面で活動を続ける傍ら、俳優・声優・構成作家としても活動中

 理不尽な存在との付き合い方を描いた『頭に来てもアホとは戦うな!』がシリーズ75万部を突破した。悩める人々を救ってきたこのベストセラーが、知念侑李(Hey! Say! JUMP)主演でドラマ化され、好評放送中だ。ドラマ化を記念して、原案者の田村耕太郎と、脚本を担当する吹原幸太が、放送に先駆け、各回のエピソードに登場するアホの特徴や、かわし方について議論する。今回は「宇宙人アホ」について。

■宇宙人との付き合いに必要なのはあることをする余裕

吹原:時折、話している意図がまったく伝わらない人、あるいは言っている内容がまるっきり理解できない人と出会います。自分と生き方がまったく異なっていて、共通言語がまったくない。そんな人に会うと、まるで宇宙人のように感じられます。

田村:私の感覚では、宇宙人のような人は日本に多い気がします。

吹原:そうなのですか。興味深いです。

田村:私が住んでいるシンガポールでは、人種も言語も宗教も多様です。元々バラバラだからか、お互いがわかりあおうと努力しています。

吹原:いろいろな人がいると、歩み寄る必要性が高くなりますものね。

田村:一方、日本は、ほぼ全員が同じ言語を話し、似たような文化で育ってきたからか、空気を読み合うことが是とされている。そのため、“宇宙人アホ”がとんでもなく目立つのです。

吹原:なるほど!

田村:過剰な鈍感力をもった人物とでもいうのでしょうか。そういう人は、世界中どこに行ってもマイペースで生きていけるんだろうなとうらやましくなります(笑)。

吹原:わかります(笑)。実際、アホでなくても宇宙人のような人というのは、アーティストやスポーツマン、学者など、一芸に秀でていて、どこに居ても通用する人に多いのではないでしょうか。今回のドラマに登場する宇宙人も天才物理学者です。

田村:独創的な世界に生きていて、人に合わせる必要がないんでしょうね。

吹原:感性でずばぬけて優れているため、論理を超越した言動をとるんでしょう。そういう人が何を考えているのか理屈で考えてもムダで、感性でぶつかり合う必要があるのではないかと思います。宇宙人のような人だって、好きな料理を食べれば「おいしい」と思うはず。そういうところから、少しずつすりあわせていくといいと思います。


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