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「理想の女性上司」天海祐希は、イメージを裏切る「グダグダな人間」

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丸山ひろしdot.
男女ともにファンが多い天海祐希 (c)朝日新聞社

男女ともにファンが多い天海祐希 (c)朝日新聞社

■理想の男性のタイプは「西郷さん」!?

 一方、天海は大のお笑い好きとしても知られている。あの秋元康から、お笑い芸人の才能を見抜く能力があると言われたこともある。秋元いわく、天海が「売れる」と思った芸人は実際に売れるようで、「ハリセンボンくるよ」といった感じでブレークを予想できるのだそうだ(「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」2018年1月5日放送)。しかも、15年10月に放送されたバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演した際には、司会の明石家さんまからモノマネを振られ、黒柳徹子や武田鉄矢のモノマネを全力で披露し番組を盛り上げていた。また、マツコ・デラックスとの交流も有名。共演した際、収録が終わるのを待ち構えて天海のほうから近づいたそうで、たまにメールでテレビでは言えないようなことをやりとりしているという(「夜の巷を徘徊する」19年4月4日放送)。

 加えて、「自身の恋愛観もぶっちゃけています」と話すのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。

「独身生活が長い天海さんですが、昨年バラエティー番組に出演したときに意外な発言がありました。なんでも理想の男性は東京・上野にある西郷隆盛の銅像だとか。理由は、ときめくこともなく、好きなタイプもないそうで『もう、どんな人がいいのかすらわからない』と明かしていました。ドラマではかっこいい女性を演じることが多いですが、バラエティー番組などでは大笑いしたり自嘲したりボヤいたりと、イメージとは違う一面が垣間見えることも。視聴者はその両面に良い感情を抱き、ひときわ高い好感度を保っているのだと思いますよ」

 天海に取材した経験を持つドラマウォッチャーの中村裕一氏は、天海の俳優としての魅力についてこう語る。

「ひと昔前まではドラマ『女王の教室』の印象もあり、クールで近寄りがたいイメージでしたが、実際にお会いしてみると非常にサバサバとさっぱりした方です。時として豪快であり、その一方で繊細でもあり、人間的な幅広さを感じるとともに、こちらの質問にキチンと耳を傾け真摯に受け答えしてくれる姿がとても印象的でした。演技面では、やはり宝塚のトップスターだっただけあって、本番で大いに力を発揮するタイプの俳優だと思います。取調室という非日常的な空間の中でゲスト俳優と1対1でぶつかり合う『緊急取調室』の取り調べシーンはどこか舞台演劇のようでもあり、まさに彼女の魅力が存分に味わえるドラマと言えるのではないでしょうか。本人的にはまさかシーズン3まで続くとは思っていなかったようですが、今クールも視聴率が良いですし、この調子だとまだまだシリーズは続くと思います」

 頼れる姐御肌という印象にプラス、人間味もある天海。まさに、「この人についていきたい」と思われる理想の上司像なのだろう。(丸山ひろし)


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