男女ともにファンが多い天海祐希 (c)朝日新聞社
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過去には軽度の心筋梗塞で入院したことも

■私生活では「わりとグダグダな人間」

 女優の天海祐希(51)が主演を務めるドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)が好調だ。初回の視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話が13.4%と高視聴率でスタート。ゴールデンウィーク中に放送された第4話も視聴率12.6%と、2桁をキープしている。

 警察の取り調べ専門チーム「キントリ」のメンバーたちが、凶悪犯らと心理戦を繰り広げる姿を描いた同ドラマ。主演の天海はたたき上げの取調官を演じており、SNSでは「天海祐希がかっこいい」「毎週、天海さんのかっこいい姿を見られるのは幸せ」との声が集まっている。天海といえば、明治安田生命が毎年行っている「理想の女性上司」ランキングで何度も1位を獲得している「かっこいい女」の代表格。ドラマでの評判も大いにうなずけるところだが、かっこよさとは裏腹に人間味を感じさせる一面も持ち合わせているのだ。

 例えば、スキンケアについて。50歳を過ぎても変わらぬ美貌を持つ天海。適度な運動をしたり発酵食品を取ったりしているそうだが、意外と手抜きをするのが好きなタイプで、「わりとグダグダな人間」と語ったことがある(「トランシーノ ホワイトCクリア」新CM発表会、2018年3月1日)。また、夜中でもおなかが空いたら食べるという。その理由は筋トレが趣味で「食べたら動け」ということ。「男は裏切るけど筋肉は裏切らない」だそうだ(「マルコポロリ!」2018年10月7日放送)。さらに、意外なのが高所恐怖症だということ。昨年7月、超高層ビル・あべのハルカスの展望台でFM番組の公開録音を行った際は、険しい表情で言葉数も少なかった天海。途中、「私、高いところが大嫌いで」「機嫌が悪いわけじゃないんです」と告白し、笑いを誘っていた。

「グダグダな人間」と自称し、高所恐怖症でもあった天海。「デキる女」という印象が強いからこそ、ある意味そんなエピソードからぬくもりを感じる人も多いのではないか。

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全力でモノマネを披露