一方、新井には天然なところもあり、そこにハマる芸人も多いようだ。バラエティ番組「東京らふストーリー」(テレビ朝日系)で共演するフットボールアワーの後藤輝基(44)は「新井さんの面白さに気づけたのがデカかった」と同番組の新春スペシャル収録後の囲み取材で語り、新井が打ち合わせにモロッコ旅行で買った民族衣装を着てきたことを明かした。

 同じく共演者のアンタッチャブル・山崎弘也(43)も、この新井の珍行動に「こんなにすごい人なのかと思いましたもん」と驚いたそうで、「今年(収録は2018年末)、新井さんを発見できたことが一番の収穫」とその逸材ぶりを評価していた。

 かわいらしいルックスからはもちろんだが、そこからは想像できない、ちょっと“抜け”た部分が共演者や視聴者から支持されているようだ。

■下手すぎるスキップで一躍有名になった川田裕美

 他にも独特の“抜け感”で人気になったのは、2015年に読売テレビを退社し、フリーとなった川田裕美(35)だ。2011年から約4年間「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)で宮根誠司(55)のアシスタントを務めていた彼女。知名度はあるとはいえ、フリー転向を発表した当初は活躍が厳しいと予想されていた。だが、その下馬評を覆し、昨年12月にオリコンから発表された「第15回 好きな女子アナウンサーランキング」では、これまでのランク外から初の4位に入る大躍進を果たした。

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