人気局アナ、続々退社…フリー女子アナ戦国時代、新井恵理那や川田裕美の“牙城”を崩せるか? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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人気局アナ、続々退社…フリー女子アナ戦国時代、新井恵理那や川田裕美の“牙城”を崩せるか?

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高梨歩dot.
新井恵理那 (c)朝日新聞社

新井恵理那 (c)朝日新聞社

■下手すぎるスキップで一躍有名になった川田裕美

 他にも独特の“抜け感”で人気になったのは、2015年に読売テレビを退社し、フリーとなった川田裕美(35)だ。2011年から約4年間「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)で宮根誠司(55)のアシスタントを務めていた彼女。知名度はあるとはいえ、フリー転向を発表した当初は活躍が厳しいと予想されていた。だが、その下馬評を覆し、昨年12月にオリコンから発表された「第15回 好きな女子アナウンサーランキング」では、これまでのランク外から初の4位に入る大躍進を果たした。

「川田さんの人気を押し上げたきっかけは、彼女の運動音痴ぶりと趣味にあると言えます。バラエティー番組でスキップを披露したところ、あまりにもヘタすぎて放送事故だと話題になりました。交互に足をあげることができず、まるで生まれたての小鹿のようで……。でも彼女自身はウケを狙いたいわけではなく、とにかく一生懸命にスキップをしているつもりなんです。そこがまた面白くて。SNS上でも『何度見ても爆笑できる』『1年分笑った』などの声が挙がっていました。また、川田さんは『あんこ愛』が強すぎることでも有名です。自宅の冷蔵庫には大量のゆであずきの缶を常備していて、多い日は2缶を平らげてしまうこともあると言い、大福はまずあんこを吸い出してから食べるという衝撃の食べ方をテレビ番組で明かしたことも。卵焼きやグラタン、筑前煮にまであんこを入れる彼女独特のレシピには、さすがに賛否両論があがっていましたが、インスタグラムにアップされる川田さんオススメの和菓子は『手土産の参考になる』との声も多いです」(前出の編集者)

 ファッション用語での“抜け感”はバランスのよい隙間を意味するが、新井&川田は本当の意味でちょっと抜けているところがある。だが、その独特の“抜け”がかえって視聴者に「隙間」という安心感を与えているのかもしれない。

 芸能リポーターの川内天子氏は言う。

「局アナに求められるのは信頼性やアナウンス技術、進行力です。一方、フリーアナウンサーに求められるのは圧倒的に『個性』です。こうした状況で、フリーアナはいかに視聴者に親近感を感じてもらえるかが肝になってきます。スキップが下手な川田アナや、カラオケでプロ級の腕前を披露した高橋真麻(37)を見てもわかるとおり、“人間味”をうまく醸し出せれば、視聴者も安心して受け入れるのです。局アナは30歳が転機と言われるとおり、最近はその前後でフリーになる女子アナも増えており、戦国時代を通り過ぎて淘汰の時代に入りつつあります。今年は誰がフリーになって成功を収めるのか、見ものですね」

 成功すれば局アナ時代の何倍、何十倍もの年収になる。チャンスを追い求める女子アナたちの戦いは続きそうだ。(ライター・高梨歩)


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