青山学院在学時は女子アナの登竜門とも言われる「ミス青学」コンテストでグランプリを獲得。周囲の勧めもあり、フジテレビのアナウンサー採用試験を受験し、トントン拍子に最終面接まで進んだ新井。残り4人に選ばれ、「これはもう決まるかもしれない」とワクワクし始めていたという。

 最終面接では、特技として、口笛でウグイスの鳴きマネを披露したが、結果は不合格。「乗り気になっていたのに……」と一人お台場の商業施設のトイレで泣いたそうだ。「これでウグイスと会話することができた」と面接で言ったと話すと、「だから落ちたんだよ!」とコーナーの進行役であるバイきんぐ・小峠英二(42)に鋭く突っ込まれていた。

「同番組では他にも、ほぼ受かるといわれる高校の推薦入学に落ちた話や、高校時代の失恋話など、飾らない彼女の素顔が見えるエピソードを数多く披露していました。こんなに売れっ子なのに節約家で、服はセールでしか買わないとか、アクセサリーは手作りなど親近感を覚えた視聴者も多かったようです」(芸能ウェブメディアの編集者)

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