チビができたとき、あの選択は正しかった、と思った。

 最新のママチャリ事情はどうなっているのか、急いで調べてみた。

 するとまあびっくり。

 8年前よりバッテリーの容量が格段に上がってる!

 私の使っている8Ahから、14、16Ahがスタンダードに。さらに上は、20Ahまである。

 16Ahの場合、フル充電で、80~100キロ近くいける(エコモード)。

 保育園の送り迎えメインに使うならば十分な容量。

 さらに、走りながら充電できるものや、両輪駆動のタイプまで出ている!

 そして、タイヤは20インチのものがメイン。

 今使っているものは26インチ。

 一般的なシティサイクルと同じだが、20インチだと車高が低くなって、子供の乗せ降ろしがラクそう。

 それに、安定感があってこぎやすそう。

 うわあー、ものすごく進化している!

 これは買い替えどきか。

 価格帯は5万から20万と幅がある。

 まてよ、チビはあと何年、ママチャリに乗せることができるのか?

 前乗せタイプなら2才まで。

 後ろなら6才までが目安か……ふむふむ。

 ちびは1歳半を過ぎているから、後ろ乗せ。

 ここから4年半、乗せることになるのか。

 うん。やはり今が替え時だろう。

 しかし、見ればみるほど、どのチャリも魅力的で選べない!

 落ちついて考えなければ。条件を書き出して整理するのだ。

1.夫と、私の母と、共有できるのが望ましい
2.家の周りは坂が多いので、16Ahが望ましい
3.自転車置場で見つけやすいよう、色が明るいものが望ましい
4.カゴがコンパクトで駐輪所の出し入れがしやすいのが望ましい。
5.後ろ乗せチャイルドシート標準装備

 で、いろんな車種を比較してみて、私が行き着いたのは、

・Panasonic ギュットアニーズDX26
・BRIDGESTONE ビッケ モブ dd

 の2種。

 アニーズは、タイヤが26インチ、16Ah。私も夫も背が高いので、20インチタイヤはちょっと小さいかなと。

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それぞれの利点と欠点は?