「広島カープにはなれない」それでも地元で愛されるチームに…ドラゴンフライズの挑戦【山岡則夫】 (3/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「広島カープにはなれない」それでも地元で愛されるチームに…ドラゴンフライズの挑戦【山岡則夫】

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豪快なダンクシュートを決める広島ドラゴンフライズ、ジャマリ・トレイラー選手(c)朝日新聞社

豪快なダンクシュートを決める広島ドラゴンフライズ、ジャマリ・トレイラー選手(c)朝日新聞社

 Dフライズも同様である。選手入替えも頻繁でB2参加時メンバーで現在、チームに残っているのは田中成也のみとなった。

「プロ選手ですからね。選手の入れ替わりは当然あること。同じメンバーでずっとやっていけるとは思っていない。その中で結果を残していかないといけないのが我々の仕事」

 田中入団時、将来を見据えたDフライズには同時に5人の即戦力選手を大学から獲得。近い将来でのB1昇格を目標にしていた。

「正直、B2は甘くない。最低でも18チーム中3位に入らないといけない。B2では地方のチームもあるので、移動に時間がかかる場合もある。いろいろな意味でタフなリーグ。もちろん最大の目標はB1昇格ですけど、B2を勝ち抜くことは簡単ではない。というかそれが一番難しいかもしれない。だから現状、B1昇格プレーオフなんて眼中にない、考えられない」

 ちなみに、B2からB1へ昇格するには、B2上位2チームは自動昇格。B2、3位にB1の下位3チームを加えたプレーオフに勝ち上がるしかない。

 18年オフにはカープ生え抜きの丸佳浩が巨人へFA移籍。サンフレッチェからは監督も含め、主力選手が浦和などのビッグクラブへ移籍した過去がある。そしてDフライズも……。素晴らしい選手を育てても、移籍してしまう土壌が広島にはあるのか。

「選手自身としては、条件が良ければそのチームでやりたいのは当然だと思う。ずっとB2でやっているわけにもいかないですからね。だから今、我々がやることは決まっているんです。自分のコンディションを高めて、やることをやる。誰もがそれをやれば結果も出る。結果が出れば知名度も上がるしファンも増える。結果的にB1も近くなる。自分たちが結果を残してこのチームを魅力的なものにする、という気持ちは強いですよ」

 17年から在籍、2年目のシーズンとなるジャマリ・トレイラーにも聞いた。



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