視聴者の不信感がさらに強くなったとも解説する。

「『24時間テレビ』に限ったことではないですが、こうした厳しい見方の裏には視聴者のテレビに対する不信感があるように思われます。『イッテQ!』騒動についても、早い段階で素直に“やらせ”を認めて謝罪していれば、ここまで尾を引かなかったと思うんですけどね」(同前)

 ともに平成の世に黄金時代を築きながらも、初動の対応ミスにより視聴者の不信感を煽り、苦境に立たされつつあるフジと日テレ。19年もテレ朝
の猛追をかわせるのだろうか。

 今後、さらに視聴率競争は劇化することは間違いない。過去の動向から19年はネット広告費がテレビ広告費を抜くと目されているが、ますますテレビを取り巻く環境が厳しさを増す中、再び黄金時代を築くことはできるのか!?(平田昇二)