「モンスターハウス」いよいよ最終回…平成最後の怪物・クロちゃんは第二の出川哲朗になれるか? (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「モンスターハウス」いよいよ最終回…平成最後の怪物・クロちゃんは第二の出川哲朗になれるか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
藤原三星dot.

安田大サーカスのクロちゃん (c)朝日新聞社

安田大サーカスのクロちゃん (c)朝日新聞社

■「本気で吐きそう」SNSで飛び交う罵詈雑言

 2018年が安田大サーカスのクロちゃん(42)にとって「大ブレイクの年」になると、誰が予想できただろうか。

 今、SNSで相当な盛り上がりを見せているのが「モンスターハウス」という企画。これは、お騒がせ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)でオンエアされている番組初のシリーズ企画で、イケメンと美女とクロちゃん、合計6人がおしゃれな一軒家でシェアハウスをし、その模様をひたすら定点観測するというもの。もちろん元ネタは「テラスハウス」であり、BGMやカット割りなどすべて本家を完コピしているのだが、主演を張るのはまさかのクロちゃんだ。

 当番組では、幾度となくドッキリに引っかかり、「嘘つき」「女好き」「ナルシスト」「腹黒い」など続々とクロちゃんの本性が暴露され続けてきた。「モンスターハウス」でものっけから二股をかけ、シェアメイトには嘘をつきまくり、自撮りのフリをして美女を盗撮するなど、堂々たるモンスターぶりを発揮している。数多くの人気バラエティー番組を掛け持つ放送作家は、この企画の妙味を次のように分析する。

「クロちゃんが『水曜日のダウンタウン』で重宝されるのは、番組側がドッキリを仕掛けても予測不可能なクロちゃんの本性が露わになるので、逆に仕掛けた番組側が面食らうという図式が斬新だからです。たとえば、クロちゃんがダイエットキャラをアピールしたいがために『歩いて帰宅だしん』『今日は昼ごはん抜きだしんよ~』など独特な口調でツイートしたそばからタクシーで帰ったり、暴飲暴食をしまくるなど、その本性を垣間見るだけで面白いというか恐怖すら覚えます。今までクロちゃんという人間性には誰も見向きをしませんでしたが、ここまで腹黒い男だということがわかってくると、人はどうしても怖いもの見たさで気になってしまう。『モンスターハウス』はそんなクロちゃんがメインを張った恋愛リアリティー企画ですから、面白くて当然でしょう」

 今までただの“キモくて甲高い声の芸人“でしかなかったクロちゃんを覚醒させた同番組だからこそできた奇跡のような企画だが、反響も凄まじい。

 「モンスターハウス」のオンエア直後は、視聴者がツイッターで「クロちゃんとキスなんてありえない!」「やばい、本気で吐きそう」など罵詈雑言が飛び交い、大盛り上がりを見せている。クロちゃんの恋愛を応援している視聴者は皆無と言っていいほどの荒れっぷりだが、異口同音に皆が認めているのは「クロちゃん、きもいけど面白い!」という点だ。

「今までも『水曜日のダウンタウン』ではクロちゃんの自室に隠しカメラを仕掛け、幾度となくクロちゃんの生態を観察してきましたが、何度仕掛けられてもカメラに気づかず、普通に生活できるのがクロちゃんという芸人の凄さ。彼に芸人としての才能があるならば、このガサツさなんです。今回の『モンスターハウス』でも、当然オンエアされるわけですから、二股をかけたり女性メンバーが使っていた毛布をこっそり嗅ぎまくったりしても、絶対にバレちゃうわけですよ。それでも番組の企画などお構いなしに、己の本能のまま突き進んでしまう。計算なんてしないし、そこまで頭が回らない。そこがクロちゃんの凄さですよ。圧巻のモンスターぶりが露わになり、本人のツイッターも毎日炎上してますが、それでも心が折れないのは才能としか言いようがないですね」(前出の放送作家)


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい