『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』 (c)2018 WH Films Ltd 配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 1月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
ホイットニーさんについて語る義姉のパット・ヒューストン
ホイットニーさんについて語る義姉のパット・ヒューストン

 1992年に公開された人気映画『ボディーガード』の挿入歌オールウェイズ・ラヴ・ユー」で、世界的大ヒットを飛ばしたホイットニー・ヒューストン。19歳で米メジャー・レーベルとソロ契約、美しい容姿が女性雑誌のモデルとしても引っ張りだこ。黒人女性アーチストでありながら人種や国籍を超え、全世界を魅了した歌姫、グラミー賞に8度、輝き80年代から90年代にかけての音楽シーンに君臨した。しかしながらボビー・ブラウンとの結婚後、私生活による歪がキャリアにも悪影響を及ぼし、2012年惜しくも48歳でこの世を去った。一人娘のボビー・クリスティーナ・ブラウンも彼女を追うように、その2年後に22歳の若さで他界している。

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 このホイットニー・ヒューストンの悲劇的な人生を紐とくドキュメンタリーが『ホイットニー オールウエイズ・ラヴ・ユー』だ。監督はアカデミー長編ドキュメタリー賞を受賞したケヴィン・マクドナルド。家族や友人の貴重なインタビューやホーム・ムービー、未公開フッテージなど満載で、見ごたえある内容となっている。この映画をプロデュースした、ホイットニー・ヒューストン財団の監査役であり、義理の姉であるパット・ヒューストンに話をきいた。

――ホイットニー・ヒューストン財団ではどんな仕事をなさっているのですか?

「私の仕事は財団の全体を把握して、上手くいっているかどうか管理する役目なの。具体的な仕事はプロにお願いしている。時には、あまりの大仕事であると感じるときもある。でも自分のやるべき事を、責任をもって成し遂げたいと感じている。私はホイットニーの兄のゲイリーと結婚してから長い間、家族と一緒にいるけれど、良い関係がつづいているのは、でしゃばらず自分の場所をわきまえているからだと思う」

――映画は彼女の生い立ちや母との関係、また彼女自身の母親としての責任についても触れていますね。娘さんをツアーに同行していたのにもかかわらず、母娘の関係を築けなかったのはなぜだと思いますか?

「もちろん彼女はそれを自覚していたと思う。子供を持ったからといってすべての人が素晴らしい母親になれるわけではない。娘ともっと多くの時間一緒にいれなかったことを、彼女は後悔していた。死ぬ数年前のことだけれど、ツアー中に、娘のクリシー(ボビー・クリスティーナの愛称)とランチをしていた。その時に、“ママは私のことをお仕置きしようとしたの、でも全然イタクなかったわ”と笑って話してくれたの。だからホイットニーは彼女なりに、躾ようと努力していた。時期的にちょっと遅すぎたけれど…。母親になったばかりの時は、母親になったという気持ちで彼女はとても興奮していた。ヘルパーも雇い子育てに熱心だった。自分に時間のないときは、他の誰かが代わりに彼女を世話してくれるように必ずアレンジしていたわ」

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