問題や嫌なことがあったら「第三の選択肢」を 上手にあきらめる方法

朝日新聞出版の本

2018/09/21 07:00

 自分の主張は大事だけれど、相手の話をよく聞くことも同等に大事なのです。

 かつての友人に、不倫関係のもつれから自死を選んだ男がいます。妻と愛人から執拗に責められ、子どもからの信用も失い、仕事も手につかず追い込まれていたのだそうです。

 自業自得だと言えばそれまでですが、家族を愛しながらも、他に好きな人ができてしまったことは、誰のせいでもないと僕は思いました。家族に愛情を持っていても、他の人にどうしようもなく惹かれてしまうことはあるでしょう。

 愛で失敗しない人間はいないのだと、誰のせいでもないと思えたのなら、別の解決方法があったはずです。

 むしろ一人で逝った彼は不幸だけれど幸せです。残された家族や不倫相手はどれほどの悲しみや、やりきれなさを一生背負わされて生きていかなくてはならなかったでしょうか。

 物事に、必ず正解を出さなくてはならないということはありません。

 誰のせいでもないという回答もあるのです。

人生の結論 (朝日新書)

小池一夫

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