■実は昔の彼氏へのメッセージだった!?

 男性からすれば「かっこいい」「男らしい」と思っている言動でも、彼女たちからは冷めた目で見られているようだ。加えて、「苦労話が嫌いという女優もいます」と言うのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。

「吉高由里子(30)なんですが、バラエティー番組で『嫌いな男性のタイプ』を聞かれた際、話を振ってもないのに自分の苦労話をする男性が苦手と言ってました。何でも、相手の苦労話に対して『そういうのいいから』と思うそうなんですよ。苦労話はある意味、武勇伝などの自慢話になる時もあるので、それが嫌な気分になってしまうのかもしれません。それぞれ、男性から見ると手厳しい意見もありますが、変に空気を読んで媚びるより、嫌いなモノでもノビノビと発言したほうが視聴者の共感を得られ、それが好感度に繋がるという面もあると思いますよ」

 一方、芸能リポーターの川内天子氏は女優たちのこうした言動について、こう分析する。

「最近の若い女優はバラエティー番組などでぶっちゃけトークをして実像を見せる傾向があります。これには理由があって、女優はどうしても作品の役のイメージがつきまとい、役柄と本人の性格と同一視されてしまう。実像を見せることで、一旦リセットして次の異なった役柄にチャンレンジできるのです。そうした意味で苦手な男性のタイプを告白したりするのではないでしょうか。もちろん、昔付き合っていた彼氏に対するメッセージも込められているとが思いますが(笑)」

 とにかく、人気女優たちが感じた苦手な男性のタイプに当てはまった人は、その声を参考に普段の生活での言動や行動を振り返ってみてはどうだろう。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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