竹野内豊と綾瀬はるか (c)朝日新聞社
竹野内豊と綾瀬はるか (c)朝日新聞社

■スタッフとのカラオケで朝まで付き合う

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 7月10日にスタートした女優・綾瀬はるか(33)主演の連続ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の初回平均視聴率は11.5%、第2話も11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、好調な滑り出しを見せた。同作は、業界トップの金属会社で働くバリバリのキャリアウーマン(綾瀬)が、竹野内豊(47)演じる娘持ちの男性と結婚し、母親になるため家事や育児に奮闘するというハートフルなホームドラマで、綾瀬は本格的な母親役は初めてとなる。

 一方、竹野内は8歳の娘を持ちながら老舗の金属会社に勤め、包容力が大きく社員からも愛される朗らかな営業マンという役どころ。竹野内が持つワイルドでダンディというイメージとは真逆の役だが、SNS上では「竹野内の明るい父親ぶりが可愛い」「ほんわかした竹野内も良い」などの声も見られ、視聴者からの評判は上々のようだ。こうした声に対し、「竹野内自身も役柄と同様、意外と心温まる話が多い」と語るのは女性誌の編集者だ。

「ドラマのスタッフに対してのエピソードがバラエティー番組で紹介されていたのですが、打ち上げでは竹野内自ら会場を回って、一人ひとりスタッフと握手して感謝を伝えるそうです。そして、一次会終了後、多くのスタッフや出演者が帰る中、二次会のカラオケへ。どころか、打ち上げの最後まで参加し、延べ11時間、朝の5時まで付き合うこともあるとか。また、撮影の締め切りが近づき、最後のシーンまで丸一日寝ずに撮影をし続けた時も、終了後にスタッフ一人ひとりと笑顔で記念撮影に応じていたそうです」

 疲労困憊の中でもスタッフに温かく対応するとは、まさに良い人としか言いようがない。だが、スタッフだけでなく女性に対する振る舞いを見ても生真面目さからくる不器用な部分が透けて見えるのだ。

 例えば、携帯でメールを使い始めた時のこと。女友達からハートマーク付きのメールが届いた際、勘違いして「彼女がいるんです。ごめんなさい」と返したら、「そんなつもりはない」と言われ、フラれた気分になったとか。さらには、付き合いでキャバクラに行った際、自分が全く喋らないので、すぐに女性がどこかへ行き、最終的に一人ぼっちになったことも。また、女子会に参加した際は、全く会話についていけずポツンと置き去りにされたこともあるなど、あくまでマイペースな自然体で通しているようだ。あの竹野内豊がキャバクラで取り残されるとは、心が和んでしまうが、共演者も竹野内に癒されているという。

「ドラマで共演した賀来賢人(29)は竹野内について、クールに見えるけど突然あの渋い声でジョークを言って現場を和ませてくれる素敵な方と、イベントで言っていましたね。今回共演している綾瀬もドラマのホームページのインタビューで、笑顔で穏やかで自分自身の時間が流れているようでとても柔らかいと、竹野内のことを語っていました。見た目はワイルドなイケメンですが、飾らないので全く嫌味を感じないんですよね。ゆえに、女性はもちろん竹野内に憧れる男性も多いんだと思いますよ」(スポーツ紙の芸能担当記者)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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若い頃の竹野内に男性ファンはほとんどいなかった