東大卒業式に便所スリッパ!? 成功をつかむ”常識はずれ” (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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東大卒業式に便所スリッパ!? 成功をつかむ”常識はずれ”

連載「偏差値29で東大に合格したなっちゃんの ただいま子育て猛勉強中!」

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杉山奈津子dot.#出産と子育て#教育#東大
杉山奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など(写真/本人提供)

杉山奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など(写真/本人提供)

卒業証書を受け取るときだけ、便所スリッパから革靴に履き替える。個性的で自由な発想が、大きな成功をつかみやすいのかもしれない(※写真はイメージ)

卒業証書を受け取るときだけ、便所スリッパから革靴に履き替える。個性的で自由な発想が、大きな成功をつかみやすいのかもしれない(※写真はイメージ)

 常識とは、ぶっちゃけてしまえば単なる多数決のようなもの。しかし人は年齢を重ねるごとに「みんながこうしているから自分もこうしよう」と空気を読み始め、勝手に自分の頭を固めてしまいがちです。幼稚園の親御さんたちを見ると、子どもが輪からはずれないように必死な人が多い気がします。みんなよりちょっと変わった子だったり、発育が遅かったりすると不安になるものです。けれど、私は人に迷惑がかからない範囲なら、「みんなしているから、貴方もそうすべき」とはなるべく言わないようにしています。

 エジソンの発言のとおり、子どもというのは本当に発想が自由です。息子の将来の夢は「ロボット」なので、最近は「ご飯は油にして」と言いだすようになりました。ロボットになりたいくせに掃除機に吸い込まれてしまうと思って泣いて怖がりますし、お風呂の栓を抜くときも「吸い込まれるから急いで出て」と号泣です。透明の石のネックレスに興味をもっていたので「それは恐竜の歯で作ったの」と言ってみたらそれを信じ、毎日のように見にきます。サンタクロースは当然のこと、鬼も魔法使いも信じていますし、最近は「どせいさん」という、あるゲームのキャラクターをやたら怖がります。「大きい音をたてるとどせいさんがくるよ」というと、すぐ静かになります。幼稚園で「今日は何したの?」と聞くと「戦い」と答えるし、寝る前も桃太郎のような話ではなく、「恐竜とライダーがバスに乗る話をして」と謎の組み合わせを突然ふっかけてきます。「かたつむりにもホテルはあるの?」と、意図の分からない質問もされます。遊ぶにしても、迷路はあえてたくさん寄り道をするし、組み立てロボも違う種類を交ぜて謎の合体をさせているし、おもちゃがあっても説明書どおりに遊ばないことが多いです。

 私には、そんな考えはポンポン浮かんでこないので、「よくそんな発想ができるな」と頭の中をのぞいてみたい気になります。だからこそ、彼のファンタジックなイマジネーションの世界を潰すような邪魔はせず、なるべく「リトルピーポー」と遊ばせ、自由な発想を伸ばしていける環境をつくれたらいいなと思うのです。


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