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「最期まで自宅」はお金がかかる? 在宅医療に必要な費用は

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在宅医療でかかる主なお金

在宅医療でかかる主なお金

978-4022775399@さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん(週刊朝日ムック)@朝日新聞出版@980

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「最期まで自宅」をかなえるには、在宅医療が必要になりますが、その費用も気にかかります。どのようなところに医療費がかかっているのでしょう。好評発売中の週刊朝日ムック「さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん」では、全国在宅療養支援診療所連絡会事務局長の太田秀樹医師に取材しました。

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 在宅医療のベースとなるのは、医師と看護師の定期的な訪問による診療や看護です。この費用は必ずかかることになりますが、高齢者の場合、訪問看護の費用は介護保険の扱いとなり、がんの末期など特に指定された病気では医療保険(健康保険)に組み込まれます。ただし、患者への請求は医療保険分も介護保険分も一括しておこなわれます。

 事前に医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーともよく相談して、どれくらいの頻度で来てもらうのかを決めます。病状が安定していれば訪問診療は1カ月に1回、訪問看護は1カ月に2回(隔週1回)程度で対応できるとされています。

 積極的に治療が必要な病気や、医療処置が必要な場合には、病態に応じて訪問診療や、訪問看護の回数は増えます。

 たとえば、がんの終末期の場合、痛みやつらい症状が出ると、それを抑える治療のために、訪問診療が毎日のようにおこなわれることもあります。

 このほか、自宅と有料老人ホームやグループホームなどの施設で在宅医療を受ける場合には費用が変わり、自宅では在宅時医学総合管理料、施設では施設入居時等医学総合管理料がかかります。

 以上の基本的な費用だけで、1カ月に4回の訪問診療と8回の訪問看護の場合、1割負担で1万数千円となります(70歳以上の自己負担割合は、所得などにより2割や3割の場合もあります)。

■1カ月の自己負担額には上限が決められている

 この基本的な費用に、使った分の薬代(薬剤料)などが加わります。また、重症化すると在宅でさまざまな医療機器を使うことがありますが、その使い方の指導や管理に対して在宅療養指導管理料が加算されることになります。


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