伝説の女芸人・野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤー  (c)朝日新聞社
伝説の女芸人・野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤー  (c)朝日新聞社

 タレント・清水良太郎(29)が10月12日に覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕され、また、同じく覚せい剤取締法違反で逮捕された2世俳優の橋爪遼被告の初公判も20日に行われるなど、いわゆる2世タレントの動向が再び注目を浴びている。父親と同じものまね芸の世界に入った清水容疑者に対して、情報番組では「親の甘さも多々あったのではないか」と語ったコメンテーターも少なくない。

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 しかし、よくよく見てみると、親とは違う世界で活躍する2世も実は数多く存在する。今、最も旬な2世と言えるのが大相撲・貴乃花親方(45)の長男で靴職人の花田優一(22)ではないか。最近はメディア露出も増え、芸能事務所と契約したことがニュースになるほどだ。

「彼は15才でアメリカに渡り、18才でイタリア・フィレンツェに移って靴職人になるべく修業を積みました。現在、彼の作る靴は1年先までオーダー待ちと言われています。相撲の道に進まなかった理由について、憧れすぎた父と同じ世界に入って、父より有名になろうなんて思わなかったと語っていました。きっと父の存在が大きすぎたのでしょう。靴職人としてはもちろん、ファッション全般への造詣も深いので、評論家としての活躍も期待されています」(女性週刊誌の記者)

 同じく偉大なスポーツ選手の父を持つ2世で異彩を放っているのが、元プロ野球選手・桑田真澄(49)の次男Matt(23)だ。ブライダルモデルやアーティストとして活動している彼は、父とは似つかぬハーフのような顔立ちで話題になっている。

「オネエ疑惑や整形疑惑があるMattですが、その美容中毒ぶりがすごいんです。週1のまつげエクステに眉毛ケア、美容院でのカット・カラー、さらに日焼けの肌ダメージを解消するためビタミン点滴までしているそうで、月に約20万円を費やしているとか。美への執着ぶりがすごく、一部では美容関連の専門家としても期待されています。父親とはまったく異なるジャンルですが、異彩を放っていますね」(前出・女性週刊誌記者)

 一方、似ても似つかぬ2世といえば、9頭身近いスタイルと美貌を持ちながら、今年2月にアメリカで格闘家デビューを果たした真珠・野沢オークライヤー(23)だ。

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