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残された家族の負担を軽減する「相続4点セット」とは?

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遺言書の作成や遺言執行に必要な書類を集めておく(監修/行政書士・竹内豊)

遺言書の作成や遺言執行に必要な書類を集めておく(監修/行政書士・竹内豊)

 事前にそろえてあると手続きをスムーズに進めることができる資料を上にまとめましたが、以下は「相続4点セット」といえるものです。

(1)遺言書
(2)遺言者が生まれてから現在に至るまでの戸籍謄本
(3)相続関係説明図
(4)財産に関する資料

これらの中でも、とりわけ遺言者本人が集めておくといいのが、自分の出生から現在に至るまでの戸籍謄本です。

 戸籍謄本は相続手続きに必須の書類で、金融機関や法務局から必ず提出を求められます。また、自筆証書遺言の場合は、家庭裁判所で「検認」をおこなう際に提出しなければいけません。戸籍謄本の収集は、戸籍を過去にさかのぼって取り寄せるため、手間と時間がかかります。事前に自分で戸籍謄本を集めておくと、スムーズに相続手続きを進められます。

さらに、不動産の登記簿謄本、預貯金通帳の名義と口座番号の記載されたページのコピー、保険証券など、自分の財産に関連する資料や書類も、まとめておきましょう。並行して、自分の所有する財産をリストアップして財産目録を作成しておくと、遺言書を作成する際の参考になります。

故人の財産の内容を遺族がゼロから調べ上げるのは大変です。残された家族への思いやりとして、「相続4点セット」を用意しておきましょう。

●竹内行政書士事務所代表
行政書士・竹内豊(たけうち・ゆたか)
中央大学法学部卒業後、百貨店勤務を経て2001年から現職。遺言・相続を専門として活動する。著書に『親に気持ちよく遺言書を準備してもらう本』(日本実業出版社)、『親が亡くなったあとで困る相続・遺言50』(共著、総合法令出版)など多数

※週刊朝日ムック『はじめての遺言・葬式・お墓』より


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