現役歯科医に聞いた「若い歯科医師のほうが、実はマナーがいい」理由 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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現役歯科医に聞いた「若い歯科医師のほうが、実はマナーがいい」理由

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若い歯科医師のほうが、実はマナーがいいらしい…(※写真はイメージ)

若い歯科医師のほうが、実はマナーがいいらしい…(※写真はイメージ)

<理由1 治癒するまで時間が必要>

 歯を削ったり神経を抜いたりすると、翌日に痛みが出たり、うずいてきたりすることもあります。そんなときは、数日待って落ち着いてからでないと、いい治療はできません。また、歯周病で歯ぐきがはれた場合、抗生物質を飲んではれが引くのを待ってから治療を開始します。歯の治療とはいえ、からだの一部です。「治癒するまで待つ」という時間が必要なのです。

<理由2 補綴物の完成待ち>

 削った歯にかぶせ物をするときなどは、補綴(ほてつ)物(クラウンやブリッジなど)ができるまで待たなくてはいけません。院内に歯科技工士がいれば翌日にできることもありますが、歯科技工所に依頼する場合は完成まで1、2週間はかかるものです。

<理由3 予約がいっぱい>

 実はこれが多いかもしれませんが、翌日に治療できる状態でも予約がいっぱいということもあります。歯科医師1人が1日に担当できる患者さんは限られているので、人気の歯科医院ほど予約はすぐに取れないものなのです。

 なかには「引っ越しする」「海外に長期出張する」などの理由で、治療を早く終わらせる必要があるかもしれません。

「その場合は、できれば初診の段階で事情を伝えて相談するといいですね。どうすればスムーズに治療が進むか、いっしょに考えてくれるのではないでしょうか」(若林歯科医師)

【Q:診療台に寝かされて顔を合わせて話せない】

A:「担当の歯医者さんの顔を知らない」という人がいました。診察台が倒されたあとに歯科医がマスクのままで登場し、顔を見て会話することがほとんどなかったのだとか。「それはNGです!」が歯科医師たち共通の意見です。

「えー? そんな歯科医師がいるんですか?」というのは、今回取材した3人全員の感想です。

「確かに診療台の性格上、歯科医師と患者さんが向かい合って話すことは少ないかもしれません。でも、治療の最初に『痛みはないですか?』などと体調を確認し、『今日はこのような治療をします』と説明するのは当然のこと。そのうえで治療を始めなければ、患者さんは不安になってしまいますよね」(谷田部歯科医師)


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