早実・清宮VS履正社・安田  「超高校級スラッガー」を徹底比較した! (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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早実・清宮VS履正社・安田  「超高校級スラッガー」を徹底比較した!

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1年時から活躍して多くの実績を残してきた早実の清宮幸太郎(c)朝日新聞社

1年時から活躍して多くの実績を残してきた早実の清宮幸太郎(c)朝日新聞社

センバツでチームを準優勝に導いてみせた履正社の安田尚憲(c)朝日新聞社

センバツでチームを準優勝に導いてみせた履正社の安田尚憲(c)朝日新聞社

 清宮幸太郎(早稲田実)と安田尚憲(履正社)。今年の高校球界、いやアマチュア球界を代表する二人のスラッガーである。センバツでは清宮がノーアーチで二回戦敗退、安田が1本塁打で準優勝と明暗が分かれたが、そのバッティングの内容についてはともに高く評価する声が聞かれた。ここでは改めて二人の大型スラッガーについてあらゆる点で比較してみたいと思う。

 東の清宮、西の安田。決勝戦で直接対決となった昨年の明治神宮大会頃からよく聞かれるようになったフレーズである。身体のサイズは清宮が184㎝、103㎏、安田が188㎝、95㎏と高校生離れした体格を誇り、ともに左打ちのスラッガー。比較されるのは当然であろう。

 まず実績という点では清宮に一日の長がある。入学直後からクリーンアップを任され、1年夏の甲子園で早くも2本塁打をマーク。その年のU18W杯では下級生でただ一人代表に選出され4番も任せられている。その後も厳しいマークに合いながらも高校通算本塁打を79本(4月11日現在)まで伸ばしており、世代を代表するスラッガーという評価は揺るぎない。

 一方の安田が注目を浴び始めたのは2年生になってから。夏の大阪府大会では5割を超える高打率を残してチームの甲子園出場に貢献し、先述した明治神宮大会では決勝でホームランを放つ活躍を見せている。センバツでも準々決勝、準決勝で大活躍しチームを準優勝に導いた。簡単に言うと先行する清宮に安田が迫ってきたというのがここまでの構図である。

 改めて二人の公式戦の記録を振り返ると下記のような成績が残っている。清宮は1年春からの全成績で、木製バットで行われたU18W杯は除いたもので、現在行われている東京都大会の3試合も含めている。また安田は2年春の近畿大会からセンバツの決勝までの成績である。

清宮:42試合 193打席 147打数 68安打 17二塁打 3三塁打 16本塁打 62打点 44四死球 13三振 打率.463 出塁率.580 長打率.946

安田:35試合 156打席 114打数 50安打 14二塁打 2三塁打 8本塁打 46打点 37四死球 9三振 打率.439 出塁率.558 長打率.807

 ともに4割を超える打率、5割を超える出塁率をマークしており、超高校級スラッガーの名に恥じない成績であることがよく分かる。そして三振が少ないのも共通した長所で、清宮は14.8打席に1度、安田は17.3打席に1度しか三振を喫していない計算となる。パワーだけでなく高いミート力も備えていることを証明している数字だ。少し差がついたのがホームランと長打率。現時点では清宮の方がより高い確率で長打にできていると言えるだろう。


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