MLBの超大物も入団? いまこそ独立リーグの存在意義を考える (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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MLBの超大物も入団? いまこそ独立リーグの存在意義を考える

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2012年にはパ・リーグ首位打者を獲得した角中選手=2012年 杉本康弘 (c)朝日新聞社

2012年にはパ・リーグ首位打者を獲得した角中選手=2012年 杉本康弘 (c)朝日新聞社

 2004年のプロ野球再編問題の余波で全国各地に新球団構想が沸き起こり、その流れで独立リーグが誕生。四国アイランドリーグplus(四国IL)が今年で発足12年、北信越地方を中心に活動するベースボール・チャレンジ(BC)リーグが今年で発足10年目のシーズンを終えた。この2リーグに、09年から5年間活動していた関西独立リーグの後継に当たるBFL(ベースボールファーストリーグ)を加えた3つのリーグが現在、日本の主な独立リーグである。

 過去、育成ドラフトを含め、四国ILからは47人、BCリーグからは24人、関西独立リーグとBFLからは各2人ずつの計4人がドラフト指名を受けてNPB球団に入団。特に四国IL出身者の活躍が目立ち、卓越した打撃技術で今季2度目の首位打者に輝いた角中勝也(ロッテ)、俊足を武器に貴重な控えとして活躍中の三輪正義(ヤクルト)、3年連続60試合登板を果たした又吉克樹(中日)、ソフトバンクから移籍後に飛躍した亀澤恭平(中日)などが成功者として名を連ねる。

 今秋のドラフトでも、四国ILからは3人、BCリーグからは5人の選手がドラフト指名を受けた。これらの事実を見ると、「NPB球団への選手輩出」という目的は一定の水準で達成されていると言えるだろう。夢を追いかける若者に加え、NPB返り咲きを狙う元プロの再挑戦の場にもなっており、バブル崩壊以降にチーム数が減少した社会人チームに代わる選手の受け皿としても機能している。

 近年では藤川球児が四国ILの高知に入団して話題を集めた他、BCリーグにも元ロッテのフリオ・フランコが石川、近鉄時代の01年にシーズン55本塁打を放ったタフィ・ローズが富山、元メジャーリーガーの岩村明憲が福島の監督やコーチ兼任でプレーするなど、大物選手も在籍。さらに今オフ、メジャー通算555本塁打を誇る大スター、マニー・ラミレスが四国IL・高知と入団交渉を行っているとの報道がされるなど、ますます注目が集まっている。


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