開幕戦はアルバルク東京(旧トヨタ自動車)と琉球ゴールデンキングスの顔合わせ。会場の代々木第一体育館では「革新的」「サプライズ」「エキサイティング」をテーマにしたイケイケな仕掛けも用意されている。

 演出の目玉は全面LEDコート。バスケコートの模様を映し出すだけでなく、ここという場面では動画も見せる機能がある。照明、ピッチサイドの看板にLEDが使われることはあっても、選手がLEDディスプレイの上でプレーするというのは世界初の試みだ。費用は公表されていないが、28m×15mのバスケコートをディスプレイで埋め尽くすとなれば、仮にレンタルとしても間違いなく相当な高額。しかしこれは「この1試合が(B1の18チームが戦う今季の残り)1079試合に及ぼす影響は、何億何十億という効果になる」(大河正明チェアマン)という投資であり、フジテレビやBSなどでこの試合を見る潜在的ファンへのアピールだ。

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