阪神


「B」メッセンジャー:27試合11勝11敗、防御率3.16
「C」サターホワイト:16試合0勝1敗、防御率2.65
「C」マテオ:48試合1勝3敗16セーブ、防御率1.94
「C」ドリス:34試合3勝3敗8セーブ、防御率2.12
「C」ゴメス:130試合、打率.259、21本塁打、75打点
「E」ヘイグ:31試合、打率.231、2本塁打、11打点

“超変革”は外国人にも浸透せず

 金本新監督の下、ファンの大きな期待を受けた阪神だったが、勢いがあったのは開幕直後だけで、6月以降は借金を増やす戦いになっている。助っ人陣も数字だけを見れば及第点と言えるかもしれないが、投打の柱であるメッセンジャーとゴメスの2人を含め、期待を上回る働きはできなかった。

 特に、マートンの代役として期待されたヘイグは6月初旬に2度目の登録抹消となって以降出番なし。マテオとドリスが併用された抑え役も、昨季までの守護神・呉昇桓を何度も懐かしく思い出す結果となった。球団は来季へ向けて早くも動き出しており、メッセンジャー、ゴメス、マテオ、6月に加入したサターホワイトは残留濃厚だが、その他は白紙。“超変革”の成功には外国人の力も不可欠だ。

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