【DeNA】


「B」ロペス:115試合、打率.257、27本塁打、79打点
「C」ザガースキー:28試合3勝1敗、防御率5.72
「D」モスコーソ:12試合4勝7敗、防御率5.35
「D」ペトリック:15試合3勝2敗、防御率5.51
「D」ブロードウェイ:5試合0勝0敗、防御率4.50
「D」エリアン:72試合、打率.208、4本塁打、31打点
「E」ロマック:28試合、打率.116、0本塁打、2打点

助っ人勢は誤算続き、働いたのはロペスのみ

 初のCS進出へ邁進中のDeNAだが、外国人に関しては不満が残る。投手では不動のローテとして復調が期待されたモスコーソが今季も乱調続き。代わりにシーズン途中からペトリックが先発マウンドに上るも、数字上はどんぐりの背比べ状態。唯一、左のリリーフ・ザガースキーが、明るい性格でチームに溶け込んだことも加味して及第点とできるが、全体的には不満が残る。

 野手陣では、ロペスが昨季から打率こそ落としたが長打力と勝負強さは健在だった。しかし、補強の目玉だったロマックはまったくの期待外れ。途中加入したエリアンも低打率に苦しんでいる。来季へ向けてはまず、新たな先発の柱を獲得したいところ。エリアンは残留させても面白いが……。

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