ヤクルト


「A」ルーキ:66試合6勝5敗、防御率2.90
「A」バレンティン:125試合、打率.275、30本塁打、94打点
「D」デイビーズ:14試合4勝4敗、防御率4.27
「D」ペレス:19試合2勝2敗、防御率8.02
「D」ジェフン:17試合、打率.225、0本塁打、2打点
「E」オンドルセク:30試合3勝1敗、防御率2.45

優勝トリオ解散から思わぬ内紛も

 バーネット、ロマン退団の影響が懸念されていたヤクルト。その不安は見事に的中してしまった。デイビーズ、ペレスは期待外れで、推定年俸2億2000万円のオンドルセクは6月末に真中監督への侮辱行為で謹慎処分となったまま、7月末に退団。推定年俸3600万円と助っ人投手陣の中で最も格安だったルーキが中継ぎとして存分に働いたのは皮肉だった。

 野手陣では、昨季は故障で15試合のみの出場だったバレンティンが復活し、改めて実力を見せつけた形となった。今季いっぱいで複数年契約が切れるが、球団側は来季以降の残留を強く要請することになる。真中監督にとっても来季は3年契約の3年目。バレンティン、ルーキの2人以外は総入れ替えとなるかもしれない。

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