ハリルの決断が奏功 指揮官の思い切りの良さで手にした最終予選初勝利 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ハリルの決断が奏功 指揮官の思い切りの良さで手にした最終予選初勝利

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先発起用に応え、先制ゴールを奪った原口。(撮影・六川則夫)

先発起用に応え、先制ゴールを奪った原口。(撮影・六川則夫)

 2018ロシアW杯アジア地区最終予選の第2戦が9月6日にタイのバンコクで行われ、日本は原口元気と浅野拓磨のゴールで2-0とタイを下し、最終予選初勝利をあげた。日本はこれにより1勝1敗。2連勝したオーストラリアとサウジアラビアに次ぐ3位となっており、W杯出場の権利を自動的に獲得できる2位以内に入るためにはここから勝利を重ねていく必要がある。

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督はUAE戦からスタメンを3人入れ替えた。大島僚太に代わるボランチには、ケガから復調気味の柏木陽介ではなく山口蛍を起用。左MFは清武弘嗣に代わって原口が入り、1トップは岡崎慎司に代えて浅野を初スタメンで送り出した。浅野についてハリルホジッチ監督は「若いけどトライした。経験のある選手ではなく若い選手を競争させたかった。試合に出られず飢えていた。チームに良い雰囲気をもたらしてくれると思う」と起用の理由を語った。

 UAE戦は、いわゆる「自分たちのサッカー」、横綱相撲で戦った。そして多くの決定機を作りながら、FKとPKの失点で手痛い逆転負けを喫した。そこでタイ戦では、プレーメーカーのチャナティップ・ソンクラシンのマーカー役に山口を抜擢。そして攻撃では、UAE戦は岡崎ら前線のターゲットに速いタテパスがなかなか入らず、逆にインターセプトからカウンターを招いたため、俊足の浅野を1トップに起用した。足元へのパスが入らないなら、DF陣の背後にロングパスを出して浅野を走らせようとの狙いだろう。

 UAE戦からの修正点として、これまでと同じ戦い方やメンバーに固執するのではなく、時間をかけて構築してきた攻撃スタイルをあっさり捨てる。このハリルホジッチ監督の思い切りの良さ、切り替えの速さが結果的に奏功した。


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