向井理(c)朝日新聞社
向井理(c)朝日新聞社

 俳優・向井理(34)の主演ドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系、金曜午後10時~)が7月8日からスタートする。

 「TRICK」「SPEC」などを手掛けた堤幸彦監督と連ドラで初タッグを組む向井は、舌に乗せたものを特殊能力で分析することができる「神の舌=絶対舌感」を持つ主人公を演じる。共演する木村文乃(28)、佐藤二朗(47)と向井の3人が、温泉宿で寝食を共にしながら謎の温泉芸者“みやび”を探し求めていくというコミカルミステリーだ。

 同4日に行われた完成披露試写会に登場した向井は、舌をべローンと出すシーンが多いことを「台本を最初に読んだ時は、はらわたが煮えくりかえる思いだった。衣装合わせでフンドシ1枚だけが置いてあった時もなんだ、これは」と撮影を振り返った。

 これまでイケメンキャラが多かったが、今回はイケメンを封印し、「ちょっと風変わりなキャラクターですが、世間慣れしていなくて探求心だけで生きてる人間。突き詰めて行ったら精神年齢が低い子どもになっちゃいました」と役どころを明かした。

 ドラマは温泉宿が舞台になるので浴場のシーンも多く、佐藤は「無駄な肉のついていない向井さんの前で、無駄な肉しかついていない年相応の怠惰な肉体をさらします」とほぼ毎週のように向井とふんどし姿で登場するという。

「堤監督から“9頭身の男”とからかわれていましたが、向井の代名詞といえば小顔ですからね。あの小顔であの長身、なのに痩せの大食い。あれだけ食べるのに全然太らないのが不思議です」(テレビ誌記者)

 確かに、テレビ番組などでも向井は「白米が大好物で、自炊する日は夕食なら2合は食べる」と話し、ご飯を4杯もおかわりするなどの大食いぶりをみせている。

「昨年秋に第1子の男の子が生まれてからは、ますます自炊が多くなったようですよ。もともと料理の腕もプロ並みですから。休みの日には、妻の国仲涼子とベビーカーを押しながら食材を買いに出かけ、自らキッチンに立つこともあるそうです。お財布も妻とお揃いですし……」(週刊誌記者)

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