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生きるのが下手な子どもに必要なのは「戦略思考法」だった

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鈴木貴博氏

鈴木貴博氏

 目の前の問題に別の原因がある場合は、その原因を取り除いたほうが根本的に問題が解決することがある。

 ところが、これは日本の教育も悪いのだと思うが、学校では「この問題を解きなさい」とか「これをやりなさい」というように、何をするかを子どもが選ぶ機会は非常に少ない。

 そしてもうひとつ、うちの子に教えたいことがある。

 いずれ大人になれば、やりたいこととやらなければならないことを合わせた量は、一日の時間内でできることよりも多くなる。だから大人は何をやるか、そして何をやらないかを自分で考えなければいけない。

 これが戦略思考のもうひとつの側面だ。たくさんのやるべきこと、たくさんの選択肢の中から何かを選び、そして何かを選ばないことを決める。だから皆、一日の中でなんとか時間がやりくりできる。

 そこで“選択肢もない。やることだらけで時間が無い。だから生きていくのがたいへんだ”といううちの子のために、15歳から学ぶ戦略思考トレーニングの本『ぼくらの戦略思考研究部』を書いてみた。高校を舞台にした小説で、ストーリーで戦略思考とはどのような考え方かを学べる本だ。難しい言葉はなるべく使わず、高校生でも楽しんで読めるように書いてみた。生きていく難しさを自分でなんとか克服できるようにと、子どものことを思って書いてみた。

 もし同じ悩みをもつお母さん・お父さんがいたら、ぜひ子どもに読ませてみてほしい。


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