おひとりさまが我が家を終の棲家にするために越えるべき“ハードル” (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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おひとりさまが我が家を終の棲家にするために越えるべき“ハードル”

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金銭管理が心配なら……

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■ペットがいるから在宅しか道はない?

 ペットと入居できる特別養護老人ホームとして、その取り組みが注目されているのが、神奈川県横須賀市の「さくらの里山科」です。ここは犬猫であればともに入居することが可能です。入居者が先に亡くなっても、ペットは一生同施設で育ててもらえます。

 入居したペット以外に施設側が保護した犬猫もいます。同居できる専用区画を犬猫それぞれで設けているため、動物が苦手な入居者との接点はありません。

 ペットとともに入居する人のほか、一人暮らしでペットを飼うことをあきらめていた人の単身入居も多いといいます。施設長の若山三千彦さんは「同様の施設が全国に増えてほしい」と願っています。

■身寄りがいないが大丈夫?

「介護サービスを毎日24時間すき間なくコーディネートするのは難しいことです。『最期にそばにいてほしい』と思える友人や、訪問看護師など専門職の信頼できる人を、一人ではなく数人持ちましょう。遠方ではなく、近所の人がおすすめ。不安なときにすぐ駆けつけてくれる人がいれば心強いです」(鈴木恵子さん)

 信頼できる人がいるかがおひとりさまの在宅ではとても重要です。

 こうした環境を作るためには、日ごろから地域との付き合いを大切にしておくことも肝心です。

 自治体には支援が必要な人を支えるさまざまなサービスがあります。どんなサービスが受けられるのか、各市区町村に問い合わせてみましょう。たとえば、声掛けをおこないながらごみや資源を戸別収集する「ごみ出し支援ふれあい収集事業」や、食事を定期的に提供し、配食訪問時に利用者の安否確認をおこなう「食の自立支援事業」、緊急ボタンを設置する「緊急通報システム」などがあります。

※週刊朝日MOOK「自宅で看取るいいお医者さん」より抜粋


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