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選手と審判との会話に注目? 古田敦也式・ワンランク上のプロ野球観戦術

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古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術(朝日新書)古田敦也著定価:778円(税込み)Amazonで購入する

古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術(朝日新書)
古田敦也著
定価:778円(税込み)
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 今年1月、古田敦也氏が野球殿堂入りを果たした。

 プロ入り当時、「メガネをかけた捕手は大成しない」ともいわれた。しかし、そんなジンクスを打ち破り、「扇の要」としてヤクルトを5度のリーグ優勝、そして4度の日本一へ導いた。また2005年、大卒の社会人野球経験者として初の2千本安打も達成。翌年から2年間は、選手兼任監督も務めた。

 そんな古田氏が3月、『古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術』(朝日新聞出版)を上梓。細かなフォーム解説から大局的な戦略に至るまで、「ID野球の申し子」と呼ばれた頭脳派プレイヤーならではの論理的な解説が記されている。

 本書は、タイトルからも読み取れるようにコアなプロ野球ファンを想定して書かれたものだが、「古田式」観戦術とはいかなるものだろうか?

 例えば選手とアンパイヤ(審判)の会話に注目すること。プロ野球選手、とりわけバッターは、ストライク・ボールの判定をめぐってアンパイヤと衝突してしまう場合がある。だが真に一流といえる打者は、バッターボックス上で、審判に自身を印象づける振る舞いをしていると、古田氏は解説する。

 その「極め付き」と古田氏が評価するのが、現在、中日ドラゴンズのゼネラルマネージャーを務める落合博満氏。現役時代、「オレ流」と称されるなど、我道を行くイメージのある落合氏だが、3度の三冠王と通算出塁率.422(歴代2位)といった実績を築きあげたのは、高度な技術はもちろん、バッターボックスでアンパイヤとの関係づくりも、一因であるという。


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