では、インプットとアウトプットで書き方の違いは?

 インプットメモは、持ち運びやすいサイズですぐに書けること大切です。見返すためにある程度キレイに書いた方がいい。気づいたことをメモする程度なので、ノート1ページを1つの内容にするということを意識する必要はありません。

 他方、アウトプットメモは発想を広げるために、ノートはある程度大きいサイズの方がいい。

 考えたことをドンドンスピーディに書くために、字はなぐり書きで多少汚くてもOK。ただ、情報を一覧でみられるように1ページで1つの内容をまとめる方がいい。

 こうするとノートの使い分けの考え方がスッキリするのではないでしょうか。

 普段からインプットの量を増やしたい。しっかりアウトプットを出していきたいという人は、2つノートの使い分けてみてはいかがでしょうか。

『考える人のメモの技術』では、今日から使えるメモの技術をたくさん紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

(本原稿は、下地寛也著『考える人のメモの技術』から一部抜粋・改変したものです)