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下川裕治

下川裕治

(しもかわ・ゆうじ)

プロフィール

1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(隔週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(隔週)、「タビノート」(毎月)など

下川裕治の記事一覧

ミャンマー国民が「茶番」と語る特殊詐欺拠点からの救出劇 寝返り、賄賂…悪評つきまとう国境警備隊
ミャンマー国民が「茶番」と語る特殊詐欺拠点からの救出劇 寝返り、賄賂…悪評つきまとう国境警備隊 タイとミャンマー国境のミャンマー側の中国系特殊詐欺集団の拠点で、詐欺を強要されていたさまざまな国籍の人々の救出が続いている。報道によると、保護された人の国籍は28カ国におよび、7000人を超えている。外国人を保護し、タイ側に送り返しているのは、ミャンマーの少数民族武装勢力「カレン国境警備隊(BGF)」だ。ただ、この組織についてはさまざまな疑念の目が向けられている。なぜミャンマーにこれほどまでの詐欺拠点ができたのか。国境警備隊とはどんな組織なのか。ミャンマー情勢に詳しい旅行作家の下川裕治氏が取材した。
パスポートに「スタンプがない」と思わぬ面倒事が… 空港の出入国自動化ゲートをめぐる“混乱” 
パスポートに「スタンプがない」と思わぬ面倒事が… 空港の出入国自動化ゲートをめぐる“混乱”  日本を出国し、海外から帰国する際、空港の出入国審査でパスポートに押してもらうスタンプだが、最近は自動化ゲートを導入する空港が増え、スタンプが押されないケースが増えている。ただ、その場合は注意が必要だ。スタンプがないことで、いろいろと不便なことがあるようだ。
夏休みの旅行はLCCよりMCC?「運賃安め、座席広め、パンやコーヒー無料」韓国、香港、台湾で勢い
夏休みの旅行はLCCよりMCC?「運賃安め、座席広め、パンやコーヒー無料」韓国、香港、台湾で勢い コロナ禍は我慢していたけど、今年の夏休みはアジアあたりにさくっと、という人も多いのでは。とはいえ円安のいま、飛行機代は節約したい、でもLCC(ロー・コスト・キャリア)はちょっと……。そんな人たち向けの航空会社群がいま、注目を集めている。運賃やサービス面で、LCCとFSC(フル・サービス・キャリア)の中間を狙うMCC(ミドル・コスト・キャリア)だ。日本ではまだ聞き慣れないかもしれないが、近場の韓国、香港、台湾などでは勢いがある。
「密輸?もうありませんよ。中国は豊かになって」台湾有事の“最前線”の離島を歩いて見えた現実
「密輸?もうありませんよ。中国は豊かになって」台湾有事の“最前線”の離島を歩いて見えた現実 5月19日から始まったG7広島サミットでも主要議題にあがる中国。念頭にあるのは台湾有事だ。EUもサミット前に、台湾情勢をめぐる緊張が大幅に高まる事態に備える必要があるとの見方を示した。一方、中国沿岸の目と鼻の先にある台湾管轄の離島には、ちまたで言われている“それ”とは、少し違う空気が流れているようだ。大陸に最も近い離島で何が起きているのか。旅行作家の下川裕治氏が“最前線”をルポする後編(前編はこちら)。
超大型「サイクロン」上陸で犠牲者増える難民キャンプ 「国軍さえいなかったら」ミャンマーへの支援に
超大型「サイクロン」上陸で犠牲者増える難民キャンプ 「国軍さえいなかったら」ミャンマーへの支援に 超大型のサイクロン「モカ」が5月14日に上陸したミャンマー南西部のラカイン州で、多くの被害が出ている。特に少数派イスラム教徒の「ロヒンギャ」の難民キャンプで多くの犠牲者が出ているようだが、情報が錯綜している。民主派勢力と国軍との戦闘が続くなど複雑な政治状況にあるため、支援にも大きな「壁」があるようだ。日本にいる関係者も不安を隠せない様子だ。
「中国は攻めてこないよ」 台湾の離島「金門島」が抱える複雑な事情を表す朝食の広東粥
「中国は攻めてこないよ」 台湾の離島「金門島」が抱える複雑な事情を表す朝食の広東粥 中国の台湾周辺での軍事力強化が進み、世界的に台湾有事への関心が高まっている。4月には中国の習近平政権が、台湾の蔡英文総統の訪米に反発し、台湾周辺で軍事演習を行った。台湾が実効支配する東沙諸島や中国沿岸の金門島など、離島への進攻というシナリオはこれまでも議論されてきた。実際、“最前線”で中国と向き合っている離島の現状について、旅行作家でジャーナリストの下川裕治氏がルポした。
巣鴨の商店街近くにミャンマー人の駆け込み寺 ようやく見つけた物件「返済は月に30万円]
巣鴨の商店街近くにミャンマー人の駆け込み寺 ようやく見つけた物件「返済は月に30万円] JR巣鴨駅(東京都豊島区)から「とげぬき地蔵尊」で知られる巣鴨地蔵通り商店街を歩いて13分ほど。商店街の脇道を入った住宅街に、ミャンマー人の駆け込み寺ができた。国軍の弾圧が続くミャンマーを脱出し、命からがら日本にたどり着いた同胞達にとって安心できる場所だ。
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